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ドローウング絵画、ご存じですか? ドローイングとは、描画手法のひとつで、難しい世界

ドローイングとは
せっかくだから調べてみた。

いいのがあった。
ドローイングとは何か」展開催にあたって、開催実行委員会代表の金沢毅毅(美術評論家)は次のように書いている。

かいつまんで紹介すると。

アメリカの美術館にはジャンル別の専門部署と専属キュレーターがいる。
その中に版画、ドローイング、写真といった部門があって、絵画や彫刻と一線を画している。
ところが、日本には、写生やデッサンはあるが、ドローイングという表現領域はなかった。
だから今は、紙の上に描かれたものをみなドローイングと呼んでいる。
「ドロー」(Draw)とは、「引っ張る」「線を引く」という意味で、「ドローイング」は、線描画」と訳され、鉛筆、コンテ、ペンなどで描かれた線の集積による絵画のこと。
世界には、「版画とドローイング」の国際コンペもあって、この方面の芸術活動は活発で、 西欧では15世紀末に活躍したドイツのデューラーを始め、数多くの銅版画家が見事な線描の極地を見せている。
しかし日本には、型染めや木版画の伝統技法を背景に版画があり、版画と密接な関わりを持って育ってきたドローイングが根付かなかったのか不思議ということから、今回の企画を立ち上げた」と。
そうか、ドローイングというのは、西洋では歴史があるが、日本では新しいジャンルなんだ。

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名前:クボッチ

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