透明感のある黄色い花ビラ
真ん中の赤が効いているよね…
美しいねぇサボテンの花
なぜこんなに可愛いの
なぜこんなに美しいの…
調てみれば、
生命力の輝きとか、いろいろ出てくるけれど、
納得できるものはなかった
しかし、何か理由があるんだよねきっと
もしも過酷な条件が、そういう美しさをつくるのであれな、
僕の人生ももっと輝いていいと思うのだけどね…(笑)
それでも僕は
「いい人生だった」と、思っているのだけれどね…
そして知り合いからも
「いつ死んでも悔いはないよね」
なんて言われるのは、きっと
好き放題やって生きてきたからだと思う、
しかししかししかし…
僕の人生はタイトロープの上を歩いてきた
そのように思っているのだけれど、
そういう生き方が仲間の間には、
自由で気ままと写っていたんだろうね…
デラシネ 浮草 ボヘミアン…
そんな気ままな人生が…
スマホカメラって、本当に楽しい
写真を撮っていると、
そんな放浪の思い出がよみがえってくるのだから…
そう、タイムマシーンで旅しているように…
「おお。竜骨よ散り砕けよ ああ我は海にゆかん」(アルチュール・ランボー)
親父の書き残した日記帳の断片ね、こんな詩が書かれていた
そして
「引き裂かれた心を持って白紙に臨もうとする覚悟…」(第二次放浪の思い出)というフレーズが書かれていた
なにを書こうとしたのか、よく分からないが、
そのフレーズのなかに、僕は何かを感じていたのだった
僕が自由気ままな人生を歩んだのも、どうやらそのへんに理由があるようだ…
楽しいね、スマホカメラ
そんなことまでも思いださせてくれるのだから…