フォトエッセイ

梅ジャム 酸っぱくて爽やか、とても美味しい 冷凍してチンするだけとても簡単

投稿日:

目次

梅ジャム、何回か作ったことあるよ。

確か西武線の都立家政駅の近くだった。
庭に大きな梅の木があって、写真を撮らさせてもらったら、
「これ、持っていきますか」
そう言って、ビニールの袋に入った梅を沢山もらったの。
その時、奥さんが
「ジャムにするといいよ」と言って簡単な作り方を教えてくれたの。
もう何年か前のことだけどね、

僕が青梅買うと、そんなもの買ってどうすんのと

そんな記憶があったから、安売りで、南高梅が1キロ400円だったから買ったの。
そうしたら、
「こんなもの買ってどうするの」と、素早く突っ込みが。
「ジャムつくるんだよ」
「電子レンジしかないのに」
「そう、簡単に作れるんだよ」
そういうと、
「そういうことできるんだ」
なにか、信じられないという表情でポカンとしてたけど(笑い)

梅ジャム 簡単につくれるの

僕のやり方は、梅を洗って、キレイに拭いてから、ビニール袋に入れて冷凍するの。
カチカチになったら、磁器の器に梅を入れ、お水を入れ、適当な時間チンすると、あっという間にに梅が柔らかくなる。
そういう状態になったら取り出して、水を切った後、皮と種を分離させ、磁器の器で数分チンしてからザルに移し、スプーンでゴシゴシ擦ると、
汁と果肉が網の間から下におちてジュース状になる。
そのジュースを再び磁器の入れ物に入れ、砂糖を適当に加え、煮詰まる程度までチンするともう完成。
あっ 忘れてた、途中あぶくが出てきたら、それは綺麗にとり払わなければ、それは灰汁だからね。
それを入れ物に入れて冷やせば、写真のようなジャムが完成するというわけ。
出来たては、濃いジュースのような感じだが、冷えるとジャムになっているから、なんの心配もない。

記憶というのは、単独で構成されているのではないのだね

僕が都立家政にいた頃、仲の良かった女性は、この梅ジャムが気に入ったようで、
一度つくると、翌日もその翌日もスーパーに行って梅を買ってきては作らされた記憶がある。
今頃の季節になると、つい思いだしてしまう。
長いこと会ってないけれど、元気してるのかなぁなんてね…

 

-フォトエッセイ

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

なんとなくエゴンシーレの絵を見ているような、そんな感じがして、葉っぱ、面白いね

目次 エゴン・シーレ、 グタフ・クリムトの影響を受けた世紀末芸術運動、 「アールヌーボー」を代表する画家。 内面に異常な、エロスへの執着を持っていて、サイコパス(精神病質者)と言われているのだが、女性 …

マンテビラ 美しいよね、ここから連想されるのは清楚で素敵な女性の姿

目次   美しいというのは、ただ姿、形がいいということではない 色、形、花の持つ全体の雰囲気から、清楚、優しさ、内面に隠された芯の強さ、包まれた気高さ…そういうものを感じる。 今の時代、こう …

オンシジューム 本当に楽しいね、この花、見る度に新しい物語をくれる

目次 オンシジューム本当に楽しい 「きゃーぶつかる、大丈夫ママ」 「平気平気、もう慣れたから」 今日は何なの、 「スクーター買ったの」 「それで練習してんだ」 「そう、ここなら広いからねぇ」 「楽しそ …

スミレなんだけど ああ、スミレと一言では片づけられないんだよね、本当は

目次 ひと花ひと花に表情がある 面白いね、よく見ると、 ウインクしている奴、 怒っている奴、 笑っている奴… そりゃそうだよね、花だって生き物だから感情あるよね… 僕たちは、パッと見て 「ああ、スミレ …

これ楽譜?いろんなことを空想して遊ぶ遊びこそ楽しい

目次 天才はどこからでも閃きを感じる 何かの本で、電線にスズメが止まっているのを見ていたら、それが楽譜になって、曲ができたという、作曲家のエッセイを読んだことがある。 そうすると、この写真も、もしかし …