目次
美味しいよ。テイクアウトの箱がお洒落だし、
なんていうのかな、レトロアメリカンというのだろうか、
茶色い四角い箱で、上と下にCHATTY CHATTYというロゴの丸い黒いスタンプがポンと押され、その下に小さな英字でメニューが三列にズラズラと書かれている極めてシンプルなパッケージなのだが、エイティーズの頃のアメリカンという感じで、いいなと、僕は思ったのである。
そう、団塊世代の僕らが憧れたアメリカのムードを、僕はそこに感じたのだった。
感覚って、面白いね、好きとか嫌いというのも、いろんなデーターの積み重ねがあって判断されているのだなとつい思ってしまった。
昨日は懐かしい朋が訪ねてきて、懐かしい友達から長い電話が
実は昨日は、僕よりちょっと先輩で、僕が写真家を目指した頃にスターだった写真家の石田紘一さんが訪ねてきて、久しぶりに写真談義をしたのだが、凄いね、
新たに撮った写真と、これまでに撮った写真の中から50点を選び出して、集大成として最後の一冊を出すんだと言って目を輝かせていた。
そんな話をしている石田さんは、まるで、青年のように若々しかった。
「ウーン、凄いねぇ石田さん、そこまでよく、情熱、熱い心が持続できるねぇ」
そういうと
「子供の頃からどうしようもないガキだったのが、写真と出会って、写真のおかげでなんとか人生を生きてきたから、僕には写真しかないんだよ。だから、最後に、僕の生きてきた証として作品集をつくって、これまで僕を支えてくれた人々に、それを配りたいんだよ」
考え方も、昔とちっとも変っていない。
石田さんとは、どこでどうして知り合ったのか忘れたけれど、最初に僕が出版した「フォトジャーナリストへの道」(東京書店)に登場願って以来の付き合いなのだから、年数で言えば、40年位の付き合いか…
石田さんと会う度に、
「ああ、僕もがんばらなければ」と、思ってきたのだが、またまた、パシっと、いい刺激をもらった。
石田さんをみ送った後、ボーッとしてたら、田舎の友人から電話がきて、長々と
齢をとると皆、寂しいのか、電話が長くなるんだね、1時間もしゃべってしまった。
そんなこんなで、書こうと思っていた原稿がなかなか進まず、ドトールにいったら、OHとまた知り合いがいて、また…
ハラペコ 肉の焼ける匂いに負けてつい
それでも、ようやく一本、書き上げて、ハンバーガーショップの前を通たら、肉の焼けるいいかおりが…
一旦は通り過ぎたのだが、匂いにつられて踵をかえして…
そう、僕って、誘惑に弱いの。
途中、セブンイレブンでコーヒーを買い、一応、写真を撮ってから、早速、
やっぱり美味しい。
お腹が膨れると、ストンと寝てしまって、12時頃、一度起きたのだが、もう、そのまま電気を消して寝てしまった。
人と話すの、楽しいけど、やっぱり疲れるんだね、それでも昨日は、充実した休日だった。
今日から三日間は日銭稼ぎ、ガンバラなくては…ね、そう、好きなことをするために…