母と叔母(父の妹) 二人とももういないけれど、母の日位は、偲んであげなければね、
写真のこの花は、「カクテル」というバラなの。
いい雰囲気でしょう、僕からのプレゼント。
生きてる時には、何もしてあげられなかったから、せめて心の中で思うくらいはしなければね…
古い歌の「吾亦紅」という歌を聴いていたら、フとそう思ってね
どうしようもない中年男が母を偲ぶ歌なんだけど、その主人公と自分の姿がなぜか被さってね…
たまにはセンチもいいよね…
そう、俺流の供養。
でも不思議なんだよね、
歳をとって、その姿を見た時、なぜか涙がとまらなくなってしまったのだけれど、
心の中に蘇ってくるあなたたちは、若くて元気で、素敵な二人なの。
叔母は父の妹で、母の義理の妹、いわゆる小姑(こじゅうとめ)なんだけど、
二人はとても仲がよくて、晩年の母は、叔母につきそわれて病院に行ったりと、随分世話になったの。
叔母、いつも明るくて、笑い声が絶えないんだけど、その笑い声に包みながら、キツイ事を平気で言うのだけれど、にくめなくてねぇ
ホンマに、よくやられたよ
「こりゃ、ちょっと言えん話じゃけどなぁ」
そういいながら、いろんなことを聞かされて、
翌日姉に電話すると
「そりゃ、おばちゃんじゃろう」と、
もう見え見え、
そのエピソードだけで一冊かけるくらい、面白いことがいろいろあるんだけど、3年前に。
でも、今から考えると、コロナの前で良かったと。
だって、見送りだってちゃんとできたもの。
コロナで岡山まではなかなか行けないけれど、
せめて、思いだして懐かしんであげないとね、母の日だから(笑い)
そう
「コロナに名をかりたご無沙汰…」
アニバーサリー、そういう意味では大切だと思う。
だって、世間が意識すれば、僕も意識するもの…