今日は、久保雅督です。
「写真はコツでうまくなる」
にお越しいただき、
ありがとうございます。
今回は、写真はコレクションということで、お話しします。
ハット思ったら、素早く写真を撮る。これがコレクションの秘訣です。
知り合いから、
「毎日毎日飽きもせず写真を撮って、一体どうするの」
と、よく言われます。
そのたびに私は答えます。
「写真というのはね撮れる時にとってコレクションしておかなければ、 いざという時に、必要なイメージの写真を撮るのは難しいんだよ」
聞いた人達は
「何いてんの」
そんな感じでポカーンとしているので、
続けて言います。
例えば、SNS(フェイスブック)に記事を書いた時、
こんな写真があったらいいなと思うでしょう。
そう言う時、
コレクションしておけば、記事に相応しい写真がすぐに出せる
けど
欲しいイメージの写真をこれから撮るのは大変なの。
カメラを持って出かければ、
いつでも思い通りの写真が撮れるというものではないのです。
だから、普段から写真を撮って、 コレクションしておくのです。
イメージがあって、
そのイメージに合わせて写真を撮るのは難しい。が、
沢山ある写真の中からイメージに近い写真を選ぶのは楽なのです。
文章に写真が入ると見栄えがいいし、読みやすくなる
実際、頼まれて原稿書いたりすると、
「ここに相応しいイメージの写真ないの」
と、よくいわれます。
そんな時でも、コレクションしておけば、
「これでどうですか」と、
すぐに対応できるけれど
改めて撮るとなると、
季節が合わなかったり‥
雨で撮れなかったり‥
思う通りにはならないのです。
だから、普段から、撮りためておく必要があるのです。
私はピクスタという、写真の素材販売サイトにも少量だけど出しています。
出品しているのは少量ですが、
時々、使われ(売れた)たという報告がきます。
よくダウンロードされるのは、自分の住んでいる町の駅とか、電車、神社仏閣の写真です。
不動産関係の人が使っているのだと思います。
チラシとか作るのに、写真が必要になって、
写真素材の販売ソフトから購入しいるのだと思います。
写真というのは、
いつ、どこで、どういう写真が必要になるか分からない。
だから、沢山の写真を集めておく。
写真の素材販売というビジネスが成り立っているのは、まさに、その証明です。
ネット社会は出版にも革命をもたらしました
今は電子書籍で誰でも簡単に本を出せるようになりました。
一冊からでも、本がつくれるので、人気になっているようです。
かつての本作りは、
一冊つくっても1000冊つくっても、印刷工程は同じなので、
値段は紙代が変わる位で、印刷費用そのものは変わらない。
なので、高額のお金額がかかったのです。
だから、出版社は、売れない本は作らない。
必然的に、
「出版」は、ハードルが高くて、難しかったのです。
ところが今は、
コンピュータ技術の発達で、
一冊から印刷できるようになりました。
さらに、個人がネットで、写真集を作って販売もできるようになったのです。そんなわけで、
これまで、出版したいと思っていた人がこぞって、本づくりをしているのです。
文章だけの本もいいですが、
写真が入ると、より楽しくて、美しいページがつくれます。
私は、フォトプレソ
(キャノンのテンプレート。決められたフォーマットに文章や写真を入れれば、体裁を整えてくれる)
という無料ソフトを利用して、単行本スタイルの本作りをして楽しんでいます。
私の場合は、100ページといのを単位にしています。が、ページは偶数であれば、自由です。
一冊から印刷、製本ができるので、何種類も作っています。
写真は、撮るのも楽しいですが、
フェイスブックに投稿したり、
インスタグラムで発表したり、
ポストカードを作ったり、
本を作ったりと、本当に愉しませてくれます。
公園などで、出会う人の中には、
自分で撮った写真をTシャツにプリントしている人もいます。
そういう人たちと話しをしていると、本当に楽しいです。
写真を撮るのに、
こうしなければいけないというようなルールは何もありません。
閃いたことを、実践して成功すれば、
それで、自分のスタイルがつくれます。
とっさの閃きから生まれた自分流写真術
私はお米の中(籾の中)の写真を撮った時、
マクロレンズを持ってなかったので、
望遠レンズを逆さまにして、
手でカメラのレンズにくっつけて、撮影したことから、
虫眼鏡を使ってクローズアップ写真を撮るというスタイルをつくりました。
望遠レンズを逆さまにして、使用しているカメラのレンズの上に重ねれば、クローズアップできるというのは、遊びを通して知っていました。
思いつきアイディア、
もしかしたら、
そこから新らしい、撮影スタイルが生まれるかもしれません。
どんどん挑戦しましょう。
望遠レンズを逆さまにして、カメラのレンズの前に手で持って撮影
明るい写真が好きな人は、明るい写真を、
暗い写真が好きな人は、暗い写真を‥
自分がいいと思えば、それが一番です。
写真に理屈などいりません。
とにかく愉しんで撮りましょう。
撮っていれば、カメラのこともおのずと分かってきて、
気がつくと、いつの間にかりっぱな作家にということもあるかもしれません。
写真は撮らなければ写らないし、上達もしません。
「写真は、足で撮るもの」
先輩から随分聞かされた言葉です。
新らしい発見、新らしい刺激。
もう歩けないと思っていても、
撮るべきものが目にはいると、
つい行ってしまうのが、写真です。
しかし、
写真は入り易いが、
どこまで行っても掴めない深淵の世界です。
それがまた、写真の魅力なのです。
大いに楽しんで、写真を撮りましょう
今回は、撮りためておくことの大切さでした。
いかがでしたか?
最後にポイントを、まとめておきます。
今回のお話しのまとめ
- 写真コレクションの勧め
- 写真は一期一会 ハッと思ったら、とにかくシャッターを切る
- 撮っておけばいつでも使えるがこれから撮るのは大変
- ただでできる本づくり
- 写真を撮るのに、こうしなければとい決まりはない
- 自由な発想で愉しみましょう
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。