essei phone photo

スマホカメラを愉しむ お茶を愉しむ 趣を愉しむ  

投稿日:

お茶というのは、
急須に茶葉を入れ、お湯を入れればいいというものではないらしい
茶葉には、産地などによって味の特徴がある。
その特徴ある味を最大限に引き出し、
その味を愉しむのがお茶を楽しむということらしい。
そのためには、
その味を最大限に引き出す方法がある。
それに相応しい道具も必要になる
そしてこの、
道具や淹れ方は、一朝一夕にできたものではなく、
長い歴史の中で出来上がってきたものなのである。
だから、言葉を変えれば、
お茶を愉しむとは、歴史を楽しみ
知恵の結晶を愉しむことなのだと、僕は思ったのだった。
歳のせいか、
最近、ちょっと嗜好が変わってね、
コーヒーよりも、お茶を好んで飲むようになったの。
お茶を好むようになったのは、
阿佐ヶ谷に引っ越して、畳という環境になったのも、要因かも知れないね…
マンションと違って、今度の部屋は、古い木造のアパートで、
いうならば、
「売れない文士の成れの果て」という狭いアパートなのだが、
「庵」と思えば、なんとなくなんとなくで…(笑い)
畳の部屋の生活、結構気に入ってるの…
面白いね、
環境が変われば嗜好も変わり、
お茶屋さんで、茶葉を買ってきては愉しんでいるいるうちに、いつの間にか日本茶を好んで飲むようになっていたの。
しかし、
持っていた道具は、引っ越しの時、エイヤーで全部捨ててしまったから、本気でお茶を飲もうと思ったら急須もないので、
お茶と茶器を普及、販売している「テポタ」のnanakさんにお願いして、宝瓶を見繕ってもらったの。
それを昨日、受けっとったのだけれど、
これが「いい顔」しているの…

眺めているだけで、楽しくなって…
ホリゾントをたてて、スマホカメラで…
僕はこの写真、結構 気に入っているのだけれど、どうだろうか…
この宝瓶は、”テポタ”のオリジナルで、
naqnakoさんがデザインしたものを、佐賀で活動している
陶芸家のお兄さん(松尾伊知朗)さんが作ったもの
いい顔しているよねぇ…
茶葉のおいしさを引き出そうという、作家の思いが伝わってくるよね…
この宝瓶 眺めているだけで、楽しいの…
そして思ったの
「そうか、お茶を愉しむとは、茶葉の入った急須にお湯を入れて飲めばいいというものではないのだと…」
撮影した後、
サンプルで頂いた、
伊勢茶の「やぶきた」(路地栽培)を宝瓶にいれて頂いたのだが、甘さと渋さがほどよく調和して、「美味しい」と思わず…
そうかそうなんだ、
お茶を愉しむとは、味はもちろんだけど、
趣も含めてのものなんだと…改めて思ったのだった…
日本人の美意識、本当に素晴らしい…
写真って本当に楽しい、
そんな思いを綴っていくのがまた楽しい
そう、美味しいお茶を飲みながら…

 

 

 

 

-essei, phone, photo

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

写真を愉しむ 可憐な花 雪割草 どこか儚くどこかせつなく…

誰かに喋る それ大事なことなんだね…感謝
喋ることは、頭のマッサージ…
これは凄い発見だった…
セッション大好き…(笑い)

写真を愉しむ 古いフイルムの中を旅す 沙山の間を流れる川 

温かくなったら、やっぱり写真撮りに行かなきゃぁね…
そんなことを考えるのがまた楽しい…

写真を愉しむイスタンブールの街角で こんな雰囲気 写真として僕 好きなんだよね

イスタンブールの街角で、
ただしこれは、50年前の写真なのである

スマホカメラを愉しむ いいねその着物 葉っぱとは思えない

僕には、
この感じる心が、
岡倉天心や新渡戸稲造「 武士道」の教えと中村天風と繋がっている…
そんな気がするのである。
こういう教えを朗読で聞いていると、
妙に心が落ち着くのは、
僕もやっぱり、
それを求めているからなんだろね…

朗読 
本当に愉しい
自分で読むのは大変だけど、
いい声で読んでもらうと、
スーと心に吸い込まれるの…
スマホは本当に愉しいね…

スマホカメラを愉しむ 今日は森の音楽会 コンダクターはカマキリさん

カナカナと鳴くあの声はひぐらしだ
そうか、もう晩秋か…

広告


 

名前:クボッチ

写真好き トレンドを中心に書いていきます