コラム フォトエッセイ 雑記

イランイラン アロマセラピーでは代表的な存在の香りのハーブだった

投稿日:

なんとなく、なんとなく、なんとなく…妖しさを感じさせるハーブ…

「それはもう、頭の中に創られたイメージがあって、そういう気持ちで見てるだろう」
「エッ…」
とぼけていうと
「お前がそんなこと知らないはずないじゃないか」
「…」
「なんのこと」
「お前、ウエルネス系の雑誌作ってたよねぇ」
「ああ、作ってた」
「アロマ、書いてたよねぇ」
「遠い昔の記憶だからねぇ、もうすっかり…」
「都合によって、うまく歳を利用するねぇ」
「…」
「ああ、ちょっとだけ思いだした」
「イランイラン、アロマセラピーでは有名で、人気の香りの材料じゃん」
「そうそう」
「でも、相当記憶が薄れているから調べてみよう」

あった、「イランイランとは…」
「そうだった、少し思いだした」
「…」

イランイランとは

甘くてエキゾチック、クセの強い香りのハーブ…
原産国はフィリピン諸島でピンク、ホワイト、イエローの花を咲かせる。が、最高級品はイエロー。
ワンランク上の高貴な女性のイメージなのだとか。

イランイランはどんな効果があるのか

期待できる効果として

女性らしさが倍増
安眠効果
気分の落ち着き
ホルモンバランスの調整
更年期症状の緩和
異性が好む惚れ薬効果

「心理的作用が多くあるイランイランの香りは官能的でセクシー」という記述もある。

「女性の魅力を高めるだけでなく、気分の上げ下げを手伝ってくれるサポーターのような存在の香りで、その作用は男性よりも女性に効果があるとされている」という記述も。

この効果を利用したのがクレオパトラ。
そう、男性を惹きつける惚れ薬として愛用していたと。

男性はイランイランの香りを好む傾向にあり
柑橘系、ベリー系、フローラルと合わせると、女性をも虜にする香りへ変化するのだそう。
(ここは、男性必見か…最も最近の若い男性、そういうことにはあまり興味がないという記事もよく見るが)

僕が雑誌社やっていたのは30年も前だけど、思い出した

そうだった。そうだった…
今なら、笑い話になるが、僕が雑誌社をやっていたのは、30年も前のこと。その頃はまだ、こんな記事が通用した。
「お見合いで結婚した人たちの新婚旅行に貴重なアイテム」と
そんな記事を書いた記憶がある(笑い)
その頃僕は、40歳になったばかりだものね…
そうそう、この頃は香りがブームで、
「香りでCI」(コーポレートアイデンティティ)
なんていうのもあったよね。
確か、火災保険勧誘のパンフレットに火事場の焦げた香りを浸み込ませたら、契約が凄いというアメリカの保険会社の話などを紹介した記憶もある。

今僕は日本ハッカの精油をティッシュに浸み込ませ、それをパイプに入れて嗜好しているが、基本的には、今は香りは苦手。
山や公園で、東南アジア系の人とすれ違うと、強烈な香りがいつまでも、あれはイヤだね…せめて自然を楽しむ場所では、やめてほしい…
自然の香りが壊されてしまうから。

 

 

 

-コラム, フォトエッセイ, 雑記

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

歌は楽しい、もはやそれは、古き良き時代の思い出か

目次歌は楽しい いいねぇこの状況は、かつてのインパール作戦と同じ状態インパール作戦は、始めたこと自体がすでに失敗だったもはや、自分の命は自分で守るしかないという状態 歌は楽しい いいねぇ こういうのを …

紅花羽衣

目次紅花羽衣の木、グレビア・バンクスというのだそう。 日本で最古の羽衣伝説は、滋賀県長浜市の余呉湖を舞台としたもの(近江国風土記)有名な羽衣伝説は三保(静岡県)の松鳥取県倉吉市の羽衣伝説は、取材中多く …

春ですネェー 心ウキウキ 本当に気持ちがいい

あらまー とろけちゃって… これを撮った時には、絵本という発想はなかったから、 一番いいところが、ドーンと真ん中に。 一枚物の写真で見せる時にはそれでいいのだけれど、 本の見開きでとなると、一番見せた …

夏芙蓉 室町時代から、美しい花の代名詞

目次芙蓉、夏を代表する花だと思う。芙蓉と酔芙蓉の違い古代中国では、蓮の花を芙蓉と言っていたらしい富士山は芙蓉峰という雅称を持っている 芙蓉、夏を代表する花だと思う。 早朝、生まれた間もない明るい太陽に …

シンプル イズ ベスト 単純だけど強烈、写真はやっぱりシンプルがいい

目次白くても大紅とはこれいかに英国ではフラミンゴフラワーというらしい写真は引き算、まさにまさにである写真を撮るのに、構図なんか考えたことがない。齢をとると、複雑にはついて行けない、何事もシンプルがいい …

広告


 

名前:クボッチ

写真好き トレンドを中心に書いていきます