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コンデジカメラ使用の高齢者の三脚を選ぶ時の考え方を説明

投稿日:2019年3月11日 更新日:

目次

 

今日は、久保雅督です。

「写真はコツでうまくなる」にお越しいただき、ありがとうございます。

今日は三脚について説明します。

「三脚を買いたいと思うのですが、どんな三脚が良いのでしょうか。使っているカメラは、コンパクトデジタルカメラです」

こんな質問をよくされます。

三脚はキッチリとした写真を撮る道具として、重要な道具です。

カメラ量販店に行くと、

ただカメラが乗っかればいい

というものから、

ガッチリとしたプロ使用のものまで、

種類がいっぱいあって、

どんなものを買ってよいのか悩んでしまいます。

値段との相談

ということもあります。が、

まず、

三脚を使用するのはなぜ

ということを考えながら、

三脚を使用する目的から、どんな三脚を選ぶべきかを考えてみましょう。

高齢初心者が三脚を選ぶ時のポイント

このブログは、

高齢になって、

「時間にゆとりができたから、カメラを買って写真を始めよう」

という「高齢初心者」の人を中心に書いています。

なので、

重くて、大きくてガッシリとしたプロ使用の三脚は、

選択肢からハズします。

また、読者設定を、

コンパクトデジタルカメラを使用して、

キッチリとした写真を撮りたい

そんな思いを持った人たち

としているので、

ただカメラが乗ればいい

というレベルの,軟弱な三脚も

選択肢から除外します。こうして、

目的に合わないものを選択肢から外していくと、

軽くて、

長時間露光(少しの間、シャッターボタンを押したままの状態で撮影する方法)

をしてもブレない堅牢さを持った三脚で、

高さがが、普通に立って、

カメラが顎の下辺りまであるものが理想です。

こういう条件で選ぶとなれば、

素材はアルミ、もしくはカーボンパイプ(ちょっと値段が高いが)の4段式の三脚ということになります。

と言っても、わかんないですよね(笑)

なので、

簡単に一口で説明すると、

軽くてしっかりしている素材でできていて、

持ち運ぶ時はコンパクトで、

使用時、一番高くした時の高さが、

顎の下あたりまでくるもの

ということです。

4段式の三脚とは、

一本の脚の中に

1回りずつ細くなった脚が3本収納されていて、

必要に応じて、4段までなら次々脚が伸ばせて高くなる三脚のことです。

この三脚を選んだ理由は2つです。

  • コンパクトに収納できるから持ち運びにいい。
  • 最大に伸ばした時の高さが得られる。

からです。

三脚には

雲台(カメラと三脚を接合させる道具)

というものを付け、

その上にカメラを乗せて使います。が、

雲台にカメラを乗せ、最大に伸ばした時、

カメラが顎辺りまでくるレベルの三脚であれば、しっかりした脚なので、

スローシャッター

(例えば、夕暮れの明かりが少ないところで、写真を撮る時)でも、

大丈夫です。

雲台にもまた、いろんな種類やタイプがあります。が、

自由雲台と言って、

カメラの向きが自由にできる

三脚に調和した大きさの雲台がお奨めです。

写真を撮る時、

三脚があれば、

絵作りがゆっくりできるから、

キッチリした写真が撮れる。

さらに、スローシャッター

(シャッタースピードが30/1秒以下)

B(バルブ撮影 シャッターを押している間、ずっと撮影している状態を保つ設定)

が使えるので、撮影テクニックの幅が広がります。

これもまた難しいですよね。

そうですね、思い切ってもっと簡略して言えば、カメラは三脚という脚に乗っているわけですから、ゆっくり、時間をかけて撮るような状況でも、写すものが動くものでなければ、ブレない写真が撮れるのです。

 

夜景、月、星の撮影、花火の撮影は、

三脚がなければできません。

しかし、三脚には

嵩ばる、重い、持ちづらいしというマイナス面もあります。

撮影には

「歩く」「移動する」とい条件がついて回るということを頭に入れて、

「自分にはこれがいい」

というものを見つけてください。

デジタルカメラは

ISO(感度)が一枚一枚、自由に変えられるます。

だから、暗くなったら感度をあげて対処すれば、

三脚はなくてもいいという考え方もあります。が、

夕暮れの風景など、感度を上げて撮るのと

長時間露光では、まったくちがうムードの写真になるし、

長いレンズ(焦点距離200ミリ以上のレンズ)を使用する時にはブレ防止のために三脚は不可欠だし、

水の流れ、星の軌道、花火、パノラマ写真(風景を断片でとって、後でくっつけて一枚の写真にする)など

三脚がなければ撮れない写真も随分あるので、カメラを買ったら、三脚は必需品、そう思って揃えてください。

今回のお話しいかがでしたか。

最後にもう一度今日のポイントをまとめておきます。

今回のまとめ。

  • 高齢者ということを頭において選ぶ
  • 写真撮影には移動するというのが条件としてついているので、それも考慮の対象にいれてください
  • 軽くて堅牢で長時間露光ができるもの。
  • 素材はアルミかカーボンパイプがいい
  • 高さは普通に立って、カメラが顎の下辺りのレベルは欲しい
  • 雲台は自由雲台(カメラをどういう方向にでも向けられる)が使いやすい。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

 

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