discover essei mind  photo

スマホで撮影どことなく哀れ、廃墟の庭に実るミカン

投稿日:

目次

廃墟の庭に立派なミカンが、思わずスマホで

青空にミカン、いいなと思って眺めていたら見知らぬ女性が
「気をつけないと、時々ミカンが降ってくるの…」
わざわざ立ち止まって教えてくれた。
門があって、立派な家なのに、廃墟となっているらしい。
庭には草が茫々と生えていた。

スマホで写真を撮りながら、哀れの象徴、つい岡山の家(母の実家)が思い出された

僕の育った岡山(母の実家)にはミカンはなかったが、廃墟と化した立派な家を見て、つい思い出してしまった。
主はなくても、育てていた果実は、季節がくれば、タワワに実をつける。
しかし、元気な家の庭に成る果実や花と違って、どこかに哀れさを漂わせる、その風情が不思議でならない…
そんなことを思いながら、スマホで撮った写真

写真には、撮りての心模様が写ると僕は思っているのだ

心にそんな思いをいだきながら撮った写真だからか、どことなく、なんとなく寂しさを漂わせているように見えるのは、気のせいだろうか…?
イヤ違う、やっぱり写真には、撮りてのその時々の感情、心模様が写るんだと、思っているのだ…
だから、ただ撮った写真と心に何か感じるものがあって写した写真では、同じ被写体であっても、全然違うと僕は思っているのである。
しかし、残念ながら、それを証明するだけのロジックは持っていない(笑い)
でも、でも、でも…
そう思っている方が写真が楽しくなってくるし、被写体に対して、思い入れができるのである。

写真、画面に物語を、それをいつも意識して撮っているんだけどね…

キレイな写真、上手い写真で感動させる写真も素晴らしいが、そういう思いを持って撮る写真もまた楽しい…
僕は特に、その中に物語がある写真が好きなのである

-discover, essei, mind , photo

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

写真を愉しむ やっぱり無から有は生まれないんだ 出てくる言葉は、すべて過去の経験体験だと気づいたのである

もうひとつ話変わって
無印良品のフリーズドライ
5種類の野菜のミネストローネ
とっても美味しい
墨の絵の全粒粉粒麦パン(バケットタイプ)にとてもよく似合う
これ、僕の朝の定番なの
今朝は特にうまいなんてね…

ネェネェ ワチキと遊ばない ハハ そんな誘いでは誰もついて来てはくれないよ 言葉もっと勉強しておいでよ

そう言えば思い出した。
昔、
クルーザーを借りて、
30人位の人を招待してナイトクルージングを楽しんだことがあるの。
そう、
ケータリングの料理
(ステーキなども出ていたから豪勢な料理だった)
そのパーティーにはクラブのママやら、
芸者も来ていた。
ドンペリはママたちが持ち込んでくれたの…
船にはジャグジーなどもあって、
凄く豪華な船だった

ひとしきり食事を食べ談笑して風に当たるためにデッキに出ると、
芸者がデッキの端で星を眺めていた
そこに知り合いのノンフィクションライターがスススと言って
同じようにデッキにもたれていった
「一緒にロマンチックしましょう」
後で、
「さすが作家、言うことが一味違う」と、
芸者が耳元でささやいたのを今もハッキリと覚えている
誘う言葉はそれ程難しいのである…

エッあなたはどうなの…
僕、
僕はからっきしダメ…(笑い)
なぜか知らないけれど僕の場合は
そういう女性のところにいくと、
急にお喋りになって…
だから軽くてダメなの…
少し言葉を慎んでニヒルに行こうと思うんだけれど、
なぜか口がペラペラと…(笑い)

写真を愉しむ 高尾山からまるで水墨富士の山

1時間も寝すぎてしまった。
これでは何もできない
とりあえず写真だけアップして、繋ぎという作戦で…
時間ができたら後で書こうと…
そう思ってコンピュータのスイッチを入れたら、
こういう日に限ってなかなか動いてくれないの…
やっぱり暇人でも動作容量拘るべきだったと反省…

no image

スマホカメラを愉しむ 神社の屋根が面白い 神社の屋根になぜ瓦を使わないのか

写真に撮って
帰って調べてみると
瓦は中国からきた文化
神社は日本の神様の住まいという書き込みがあって、
なる程と…
あれこれ理屈を並べるよりも一言で
これこそまさに簡易明達
先輩から、酒の席で何度も聞かされた言葉
10を知って一を書くとかね…
あの頃は本当に楽しかった

スマホカメラを愉しむ まさにこれ報道写真だね 風景の

林さんといえば太宰治や坂口安吾の写真が有名で「人物写真の林忠彦」で売ってきた人
最近(晩年)は風景写真を撮っていたのだという、
そこで古い付き合いある風景写真の大家
緑川洋一氏
(岡山の写真家で瀬戸内海が特に有名で光の魔術師という異名を持っている)
が出てくるのだが、
林さんが話す二人の会話はつぎのようなものだった。
「緑川さん 僕も最近は風景写真を撮っているんだよ。風景写真は難しいものだと思っていたが、やって見ると案外撮れるもんだな」
そう言って、
数点の風景写真を見せたのだそうだ
ところが、
それを見た緑川氏は言った。
「林さん これは風景写真ではなくて、風景の報道写真だよ」
林さんは、その言葉が非常に嬉しかったという、
 以来、林さんは「風景を報道する」という感覚で、風景写真を撮り続けているのだと