discover essei event mind  photo

木の皮がつくるアート、今日のタイトルは「女が階段をあがる時」

投稿日:

目次

女が階段を上がる時

「女が階段を上がる時」というのは、昔見た映画(1960年に公開された成瀬巳喜男監督による日本の映画)主演は高峰秀子で、印象として残ってのは、ポスターにもなっている、和服姿の女が階段を上がるシーン。
着物の裾が捲れて、蹴だしが(女性が腰巻の上に重ねて着るもの)が見えるんだけど、それが、当時の女性にとっては恥ずかしいことで、
できるだけ、それを見せないようにと、気遣いながら階段を上がっていくのだけれど…
そのしぐさが色っぽくて、なんとなくそこにエロチシズムを感じさせるものがあるの。
思春期の僕なんか、そのシーンがみたくて
タイトル
「女が階段をのぼる時」を見て、想像して、友達と観に行ったの(笑い)

恥じらい、隠す、そのしぐさ…いいねぇ

他愛ないねぇ…
でもね、ミニスカートでダイナミックにうまいことお尻を隠しながら上がるのもいいけれど、
大人の女の、ちょっと恥じらいながら、隠しながらという時の日本人女性の色気には、一層、駆り立てるものがあるんだよねぇ…
映画も、そういうのを狙って作られたんだと思うが、今も、脳裏に焼き付いている。

面白いね、人間の感情、感覚、心理…

見たいのに、モロ見せられるのはイヤ、
だから、「ストリップティーズstriptease」という言葉がある。
ストリップ(脱ぐ)とティーズ(じらす)を演じながら観客を楽しませる(コトバンク)

そうなんだよね、見せるようで見せない、そこに美があって、一層興味をそそられるのだと僕は思っているのである。
今日はなんだか、変な方向へ話が進んでしまったが、
木の皮が作り出したこの作品も、見事にそれを描きだしている、
もし、この時(この絵を見つけた時)
カメラがなかったら、果たしてスケッチできただろうか…
出来ないね…
やっぱりカメラ、スマホは本当に便利がいい

昨日、まめしば書房さんが編集して電子書籍を出版した、いわゆる出版仲間の女性とお会いして、とても楽しかった。

昨日、僕の出版したペーパーバック(Kindleで出してアマゾンで売る、一冊からでも注文できる紙の本)を見たいという女性がいて、阿佐ヶ谷の「茶とアン」で、
その女性も、電子書籍「私の和菓子帖 まめしば書房編集)を出していて、本づくりの楽しさや写真の撮り方(苦労話など)とても楽しかった。

お菓子づくりの家に生まれた女性が情熱で作った本

和菓子づくりの家にうまれ、木型の美しさに魅せられて、その感性を素直に、写真と文章で表しているのだが、編集者との感性、波長も見事に調和して、素晴らしい本を、タブレットでみながら本当に楽しかった。
それにしても感心したのが、
写真を撮ったこともない、文章を書いたこともない女性が2年の歳月をかけて作った本は完成度が高く、嫉妬するほどに見事なもので、はや次の構想が頭の中にあるみたいだった。

本づくり、本当に本当に本当に楽しい…
そういう仲間がドンドン増えて、時にはこうしてお会いしてお喋りするのもいいなと思った…
「茶とアン」のお汁粉おいしくて、とても幸せだった。

 

-discover, essei, event, mind , photo
-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

スマホカメラを愉しむ 谷渡の木というのだそう 初めて見た

今日は抜糸で病院に
先日根中症で倒れ
気が付けば救急車の中にいたの
しばらくの間 気を失っていたらしい
その時に目と眉の間を裂傷して数針…
チクチクチク
この木を見ていて
そんな感覚が…
昼飯を食べなかったのがいけなかったのかな
気をつけなければ…

写真を愉しむ 砂漠に咲く美しい華デニューム・オベスムは、砂漠のバラと呼ばれている

沙漠かぁ 懐かしいなぁ、遠い昔の思い出…
忘れえぬ体験…
この花をみて、つい思い出してしまった。

スマホカメラを愉しむ 振袖に美しく咲く木瓜の花

咲き誇る乙女こそ花…
僕にはとても眩しい…
「癒しの朗読屋」
アリアさんの
「山本周五郎」の短編には、
そんな女性がいっぱい出てくるの
アリアさんはその女性たちに
息を吹き込んで
まるで映画を見ているように、
スクリーンに(心の)映してくれるの…
それが楽しいの

たんかんがお店に出ると春衣装

たんかんの皮は横に転がしながら剥いていくのがいい
皮が薄くててね
友達は
「横に横に転がすように剥いていくと、剥きやすい」
と教えてくれた。
そんなに大きな柑橘ではないけれど、
口に入れると、
甘くて美味しい天然のジュースが
ドバーっと口のなかに広がって本当に本当に本当に美味しいの
で、
昨日は早速セーターは脱ぎ
シルクのシャツの上に
ジャケットを一枚羽織って
昼間公園で写真を撮った後、
「茶とあん」に寄って時間調整をして
パーティーに行って10時過ぎまで…
帰りはちょっと寒かったけれど、
歩いていると、
気持ちがよかった

写真を愉しむ 可愛い、ファンタジック、優しい…オトギリソウの物語りをしらなければ…

外は雨、
どこにも今日はいかないで…
終日(ひねもす)机に向かいて…だな…