鰤大根
美味しいよね…
作りながら、鰤と大根 なぜ相性がいいのかと考えてみた
そして出した結論は、
濃く(味の深み)というものだった。
そうなのだ、
大根だけだと、美味しいんだけど、何かちょっと
もの足りないものがある
ところが、
鰤を塩ゆでして(これは魚の臭さをぬくため)
煮た大根の中に入れて少し煮ると、
あら不思議…
これだ─という味に…
鰤がない時は、鰹節でもいいんだけどね…
そして、夕方、
忘年会
高田の馬場の料理屋さんに、
元映画のプロデユーサーと、元日劇のダンンサーと
3人で…
「私 今日、大根煮たんだけど、おいしくないのよ」
「あっ僕も今日 大根 煮たよ」
そういうと、
どうやってと訊いてきたので、
皮を剥いて適当に切って、塩茹でして…
そう言うと
「塩茹で?」
そう、
これすれば、舌味がついているから、味がしっかりするの
そして、大根を完成に近い状態にして、
そこに、塩茹でした鰤を入れるの、動物性のたんぱく質が入ると
味に濃くが出るの…
「あっ それだは、私 大根 煮ただけだもの…」
「やっぱり下処理が大切なんだ」と
そうだよ、
「料理はやっぱり愛情なんだよ」と僕(笑い)
そこに板さんが来たので、
今、進行中の黒豆の煮方について
「黒豆のシロップ煮、シロップを作ってから煮るの」
と尋ねると、
「黒豆を美味しくするには、一気に煮ないで、砂糖を加えると、
一度火を落として、しばらくしてから、また火にかけて砂糖を入れて、火を落として<しばらくしてを何回か繰り返すというのがポイント」と
豆はすでに、24時間水につけて戻してるから、
「これで大丈夫だな」と
色 艶 味…
鉄は容易した 重曹もある…
これでなんとか なりそうだ、
そう言って
ヨーシと、腕をまくるのだった
料理、本当に楽しい…