コラム フォトエッセイ 写真エッセイ 雑記

秋色という色があってもいいと思うんだけど

投稿日:

秋色 念のために調べてみると、あった。

しゅうしょく(秋色)というらしい(goo国語辞典)
秋の景色、秋の気配、秋らしい趣
秋色のカラーパレットというのもある。
配色アイディアに使える 四季の写真でつくる秋のカラーパレットというのもある。
主に、ファッション業界では、こういうの、必需品みたい

「四季の写真でつくる秋のカラーパレット」興味はあるけれど、これは難しい。

色見本、
ルポルタージュ系(雑誌のグラビア)の撮影をしていた僕などには、とてもとてもの世界なのである。
だって、同じスタジオで、同じライティングで、同じエマルジョン(商品撮影の場合は製造NOのフイルムを買う、揃える)のフイルムを使っているのに、露出やレンズが変わったら、色がガラリと変わるのだから

そうそう、だから、一口に秋色といっても、自然を相手にした場合、光によって、メルヘンになったりシリアスになったり、ファンタジックになったりミステリーになったりと、変化するし、時間(太陽の位置によって色が変わる)によって、色は変化するから、考えただけでゾットする(笑い)
だから、本気で撮る場合は、ロケハンして、ここと決めたら、イメージした写真にするためには、時間まで計算して狙うのである。
そんな撮影、僕なんかにはとてもできない。
だって、僕の写真なんて、出会っていいなと思ったらバシャで撮るのだから、プロと言ったって、撮り慣れているというだけの写真家だから、そんな高度な撮影は無理なのである(笑い)
でもやっぱり、光は意識するね。
紅葉(モミジ)は特に、夕方の逆光がいい(僕はそう思っている)

今の季節、午後、3時を過ぎると、光が相当に色づいている。

その夕方の太陽に透かされると、紅葉は、燃えるように赤くなって、とても美しいのだ。
フイルム時代はそれに、さらに、マゼンダのフィルターをかけたりしていた。
(懐かしいねぇ)
最近、ちょっと、遠出をさぼっているから、週末、ちょっといってみるかな、紅葉を撮りに…
書いているうちに、そういう気持ちになってきた(笑い)
ではでは、今日もよろし、明日もよろし
ごきげんよう

-コラム, フォトエッセイ, 写真エッセイ, 雑記

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

新宿駆け込み寺 玄秀盛さんを取材して

目次新宿駆け込み寺 そして玄秀盛さん新宿歌舞伎町 日本駆け込み寺とは私も何度か行った、刑務所出所者の働く居酒屋取材してから掲載までに随分時間をくってしまった言い訳なぜ駆け込み寺を… 今日は、久保雅督で …

緋ねむは、いわゆる日本のねむ(ねぶ)ではない…

目次ネムと緋ネム芭蕉が詠んだねぶの花西施は中国古代の四美人の一人ネム、漢字で書くとなぜ合歓 合歓(ネム)に似ているが、緋ネムはネムではないらしい。 ネムと緋ネム 見た瞬間、「アッ ネムか」 そう思って …

常盤御前と勝手に命名、だって、そういう印象なんだもの、この花

目次常盤御前は時代を代表する美女だった皮肉なことに、後に平家は、これによって滅ぼされるのである祇園精舎の鐘の声、平家物語、なんかいいよね沙羅双樹の花は、やっぱり、白い一重の夏椿の方が相応しい。そんな気 …

渡世の宿命

目次写真から木枯し紋次郎を思い出したとってもリアルな決闘シーン昭和47年という時代やっぱり記憶 あいまいだなを自覚したタブレット、本当に素晴らしい、とまた感心 写真から木枯し紋次郎を思い出した 「あん …

ヘリオトロープ 前にこの写真、一度出しているのだけれど、ちょっと気になることがあって、再び

目次ヘリオトロープヘリオトロープの香水は、二人の出会いのところで使われた、小道具だった難しいね、男とと女の言葉にできない心の綾… ヘリオトロープ 前にこの写真、一度出しているのだけれど、ちょっと気にな …

広告


 

名前:クボッチ

写真好き トレンドを中心に書いていきます