コラム フォトエッセイ 写真エッセイ 雑記

パワースポット 金剛の滝 東京で体感できる秘境として人気なのだ

投稿日:

目次

見た瞬間エッと思ったが、見れば見るほど味わい深いものがある

苦労して行って、見た瞬間、想像していた滝よりもはるかに規模が小さくて、
「エッ これ」と思わず言ってしまった。が、
しばらく滝の前にたたずんで眺めていたら、パワーのその実態が見えたような気がして…

エッ この上にもうひとつ滝がある

滝の前で大きく、深呼吸したりしていたら、
この滝の右の方にある洞穴から二人の男性
(この人たち、マウンテンバイクをかついで来たらしい、そこにバイクが2台置いてあった)
が出てきて、
「この上に大きな滝があるんです」と。

遠いのと聞くと、
「いやすぐそこ、その穴の中に入ればすぐですよ」
穴をのぞくと、鎖のついたきつい勾配の坂が、
距離は10メートル位。
上から人が降りてこないのを確認して足で踏ん張り、手で体を持ち上げてという感じで上がってみると、幅はないが、長い長い滝がそこにあった。
確かにそれも絶景だが、僕はむしろ、さっきの、ちょっと拍子抜けした写真の滝に、心、うたれるものがあったので、こちらの滝でパワーのシャワーを浴びることにした。

秘境、いいね

人里離れた山奥で悠久の昔より流れいる滝、
秘境なればこその風景がそこにはあって、不思議な力を与えてくれる。
空海がなぜ、そういう秘境を修業の場所として求めて行ったのか…
なんとなく分る、そんな気がした。

ハーと思わず深呼吸
悠久の時の流れに
心洗われる思いの心地ちよさ

これ、僕の素直な気持ち…

お湯に浸かってゆっくり休む休日もいいが、

こうして山道をあるく積極的休日もまた楽しい
休日をこうして楽しく過ごせるのも、働いていればこそだよね…
やっぱり人間、
何かがちょっと足りないというくらいの方が、充実して生きられるのかもね…
僕の場合は、足りないものがちょっと多すぎるかも知れないけれどね、ハハハ…

 

-コラム, フォトエッセイ, 写真エッセイ, 雑記

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

やっぱり、撮らせる花といのもあるんだね メラストマというのだそう 

目次 メラストマ 調べると 「ノボタン」と。 パットみた瞬間、もうカメラを構えて撮っていた。 色、形、醸し出す雰囲気で、撮らされてしまう花というのに時々出会うのだが、この花もそうだった。 パッと見た瞬 …

夏芙蓉 室町時代から、美しい花の代名詞

目次 芙蓉、夏を代表する花だと思う。 早朝、生まれた間もない明るい太陽に照らされて、鮮やかに咲く大輪の花… 美しくて、つい、目を奪われる。 朝に咲いて夕方には萎む、その儚さが、一層、美しさ誇張している …

レッドジンジャーからまた次次といろいろな思いでが…

目次 「レッドジンジャー」 なんか、子供むけのアニメのタイトルみたい。 ジンジャーというから、 「ヘー生姜かぁ、随分派手なんだぁ」 と思って調べてみると、どうやらこれは、生姜ではないらしい。 そうだよ …

なんとなく、そう、なんとなく魅力的な花、クロホウシ

目次 もう何度も撮ってるんだけど、 見るとやっぱり撮ってしまう。 なんか、惹かれるんだよねこの花。 黒法師 てっきり黒帽子かと思っていたら、お坊さん。   黒魔術師というオカルト集団を連想す …

なんとなく日劇でミュージックショーを見ている感じ

目次 かつて、東京、有楽町に「日劇」という名で親しまれた大きな劇場があった。 夕方、ショーが終る頃の時間になると、若い女性がウワーと集まってきていた。 田舎から出てきて、そういうことを知らなかった頃、 …