discover essei photo

沙漠 そこはまさに別世界だった 何にもない空間 でも数日ここに居れば ヨガも瞑想も必用なくなってくるよ 

投稿日:

目次

見渡す限り沙の山…

見えるものは空と起伏にとんだ沙の大地だけ…
日が照れば暑いし、
太陽が沈むと寒くて震えるし、
動くものは何もないし…

生きて無というものを体験(体感)するには理想的な空間

感じるものは暑さと
風と
刻刻と変わる空の色だけ…
昼間はそれでも色の変化や時々遭遇するトカゲなどを見ていると
結構楽しいんだけれど
日が落ちると、
漆黒の闇の中で月明かりだけが頼りなのだから
そりゃ不気味だよ

多分動物だと思うけど、
時々キラリと目を光らせてこちらを見ているの

「襲われたらどうしよう」
想像力が恐怖心をよりかりたてる
しかし
じっとしている分けにはいかないから
とにかく歩く…

歩いていると
いつ降ったか分らない雨でできたオアシスがあったりして
水面に月光が美しい

不思議なのは
もともとあった川(オアシス)ではないはずなのに
「バシャーンバシャーン」と
魚の跳ねる音が聞こえるの…

足を速めて町へ出る道を急ぐ…
時おりヒューと風が吹いて
リュックに着けている鈴がリリーンとなると
恐怖で髪が逆立ちした
そんな気がした…
三脚を前に持って
「来るなら来い」と気合をいれる…
こうでもしなければ、
いてもたってもいられないのだ…

オアシスに沈む沙漠の夕陽を撮り終えた時には時計の針はもう21時を廻っていた

日本と違って、
沙漠ではなかなか夕陽が落ちないのだ…
太陽が沈んだ瞬間にパット姿を現したまん丸い月の明かりを頼りに
方向を決めて歩いていると
はるか向こうに人家の明りが…
あの明りは本当に嬉しかった…

先生沙漠に3日も行っていれば無我の境地すぐ分かりますよ

沙漠から帰って
しばらくしてから
中村天風(有名な思想家)の鞄持ちだっという合気道の達人お会いにした時
「先生無我の境地を知るには 沙漠に何日か一人で行ってくると一発ですね」
そういうと
「確かにそう」
「そういう極限の所で体験してくれば会得が速い」と。
しかししかししかし…
理屈も掴んで
実際に無我の境地に入るまでならスンナリいけるんだけれど、
その後、
それをどう活かすかが分ってないからどうしようもないね…(笑い)
それでも若い頃は、
呼吸を整え、
イメージすることによって、
思いを現実にしていたこともあったんだけどね…
体力(気力か…)が落ちると、
そのパワーも衰えてくるのか、
最近では、
そういうパワー
必用なくなったからか
いつの間にか忘れてしまっていた…
ハハ…
今日もまた徒然…(笑い)

-discover, essei, photo

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

写真を愉しむ 月の色を愉しむ

写真を撮るのも楽しいが、
学んだことを書くのもいいかもね…
オッ
これはいい思いつきかもしれない、覚えておこう…

写真を愉しむ 久しぶりの再会宇宙人の僕の友人モンキーオーキッド君は蘭科の植物 

ET
最後の別れのシーンは涙が止まらない、そんな映画だった…
写真をみながらそんなシーンを思い出していた…
モンキーオーキッド君はまさに宇宙人
僕には、そのように思えたのである

スマホカメラを愉しむ 春は楽しい どこに向けても、それなりの絵にしてくれるから

色がいい
形がいい
あら可愛い…
そんな
オヤ マー ヘーを感じたら
スマフォカメラでカシャンと撮れば、ちゃんと絵にしてくれるのだから、
本当に便利…
スマホカメラって、本当に楽しい…

久々の撮影依頼 古いカメラの埃をはらって 点検して

それにしても面白いね、
電子メディアの発達によって、
編集プロダクションというビジネスモデルは終わったと思ってたのに、
なんと なんと なんと…
電子書籍(ペーパーバック)ができて、誰もが出版できる時代になったの

kindleで出版してアマゾンで売る…
しかもそれが、
版元なしで出版できて、
自分でやれば製作費はただで、
一冊から作れるんだものねぇ…
まさか、こんな世の中が来るなんてねぇ…

写真を愉しむ 好きだなぁ ちょっとセンチなこのムード

素晴らしい写真展を見せてもらった
昨日 時々行く 花屋でギャラリーでワインバー
(新宿御苑前 花園通り)
に立ち寄ったら
写真家の“こいけちぐさ”さんの作品が展示されて、大勢の人が来ていた。
「FadingMemory]~うすれゆく記憶 というテーマの作品は、写真に独自の加工を施したもので、その手法が作品をファンタジックにしてとても素晴らしい
作者自身が優しい感じの素敵な女性なのだが、作品と見事に調和して…
そうか、これらの作品は、この素敵な女性の心象風景なのだと…
僕としては、珍しく感動と刺激を受けた展覧会だった
そして思った
作品づくりは
自分の独自の世界をつくらなければと思ったのだった。
10月13日までとか、