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思わず欲しくなる、カセットテープのウォークマンやラジカセ
オー懐かしい。
今回は、すでに市場から姿を消してしまっているラジカセ、ミュージックテープなどを販売している「Waltzワルツ」(中目黒)というお店に行き、写真を撮らせせてもらったので、それにまつわる雑文を書いてみました。
Waltzワルツの店内
店内は結構広いんだけど、商品も多くて
凄い 中に入った瞬間 圧倒されてしまった。
ラジカセ…
懐かしいねぇ…
和物のカセットテープを探そうと思ったのだけど、目に飛び込んで来るのは洋物ばかり。
そんな中で、
「ブルーノート」が目に飛び込んで来たので、それを買った。
なぜだか最近ハマッているダサイファッション
最近、ダサイと言われるファッションに凝っていて、
今日着ていたのは、
ダサイなかでもとりわけダサイと言われる、“カメラマンベスト”。
そう、メッシュのチョッキに、ポケットが沢山ついているやつ。
ワーカーズパンツに
Tシャツ
その上にカメラマンベストを着て前は閉じない。
(閉じると益々ダサくなるから)
そういう服装で、
ベレー帽風の帽子を被り、
首にオモチャとはいえ、
カメラをぶら下げていれば、どう見ても、業界人。
だよね…
そんな出立ちで、お店に入り、
店主のところに行って、
「ブログとかに載せたいんだけど、写真撮っていいですか」
そういうと、
「どうぞ」と。
持ち歩きに便利がいいので、アクセサリとしていつも首に。先端が改造した特殊レンズ
しかし、今日 持っていたカメラは、ジャンクショップで見つけた特殊ワイドレンズを、エクステンションに接着剤で無理無理つけたもの。
特殊ワイドなので、便利はいいのだが、やっぱ周辺が甘い。が、
雰囲気だからーーと、自分で自分を納得させて撮る。
後から考えると、感度を上げて、絞りをもっと絞れば…
なのだが、それが現場なのである。
でもまあ、欲しい写真が撮れたので、よしとしなければね。
写真 撮らせてもらえるかどうかわからないけど、
取り敢えず行って見ようという気持ちで望んだ撮影だったのだが…
もしかしたらダサイ服装が良かったのかもしれないと、思ったりしているのである。
しかし、普段は気が弱いのに、
カメラを持つと、なんでこんなに大胆になれるんだろう。
自分でも不思議だ…
これからは、女性と会う時は、
カメラを首にぶらさげとくかな…
ブルーノートとは、
ジャズやブルースなどで使用される音階。
「19世紀中頃、白人の奴隷としてアフリカから連れてこられた黒人たちに『ドレミ…』の西洋音階を教えたところ、ヨーロッパ音楽には耳慣れない妙な音程で歌いだした。
その音がどことなく物悲しい雰囲気を帯びていたため、ブルースの語源であり『憂うつ』を意味する『ブルー』の名称で呼ばれ定着したとされる」という説明が。
どこかに物悲しさがある曲って、好きだな…
余録
私が学生の頃だから今から50年位前(1970年頃)
モダンジャズが人気で、吉祥寺にはファンキー 新宿にはピットイン 水道橋にはスイングなどがあって、よく行った。
タバコの煙が蔓延する、そんな中で、ドリップで落としたブラックコーヒーを飲みながら、黙ってジャズを聞くの。
殆どのお客が酔いしれて、リズムに合わせて、足や身体を揺すっている。
退廃的なムードの場所だったが、そいう空気感が、格好よく思えていた、そういう時代だった。
この頃は、逆さ言葉というのか、例えばジャズのことをズージャといい、モダンジャズのことをダンモなどと言っていた。
記憶をこうして辿るのも結構楽しい。