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アラ シオカラトンボ 珍しいねぇ 昔はいっぱいいたのにねぇ…

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トンボ 懐かしいね…

アツ トンボ
暫く眺めていたら
たぶん
母子だろう、
高齢の女性は杖をついていた
その高齢の女性が言った
「シオカラトンボ珍しいねぇ 懐かしいねぇ…昔はそのへんにいっぱいいたのにねぇ…」
そう言うと娘さんが言った
「そりゃ変わるわねぇ…私たちもこんなに齢とったんだから…」と。
暑い日だった。
しかし、
風が吹けば涼しくて秋の気配が感じられる黄昏時だった
微笑ましいような
せつないような、
ちょっと虚しさを感じる風景だった

ワンウエイの時間軸

過ぎ去る時間
老いを感じながらも、
それでもこうして母子で散歩しながら
「あっトンボ」
「あの赤い花なんだろう…」
「OH涼しい いい風だねぇ」
こんな会話をしながらの散歩
「いいな」と思った。

いつだったか
公園のベンチでボーとしていたら

高齢の男女が手を繋いで…
その姿が微笑ましく見えたので
「いいですね…」
そういって声をかけたら
奥さんハハハと笑って
「この人、私が手をつないであげないと歩けなにの」と
とてもそんな風には見えなかった。
で友人にその話をすると
「俺もそれがやりたかったのに…」と

人は皆
表面だけ見ていたのでは分らないものがあって
うまくそれをカムフラージュしながら生きているんだな…と

秋の風を感じると妙に心が切なくなってくる…
この、
ちょっとブルーな気持ちが、創作意欲を駆り立てるんだなきっと…
外は雨…
今日は日曜日
熱いコヒーでも淹れて
久し振りにジャズでも聴いてノンビリしよう…

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