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今日は 久保雅督です。
「写真はコツでうまくなる」にお越しいただき、
ありがとうございます。
今日のお話しは、ポストカードについてです。
自分の撮った写真でポストカードをつくろう
ネットで写真が送れる今では、ポストカードは不用のもの。
そう思っていました。が
通信手段としてのカードとは考えなで
飾り物として、
手軽に、しかも、自分の写真でつくれるアイテム。
そのように思うと、価値観(考え方)が変わってくるのです。
ポストカード
なにがいいかと言うと、
まず、サイズ(107ミリ×154ミリ)がいい。
縦てに使っても、横に使ってもバランスがよく、
プリントしておけば
持ち運びに良し、壁に貼って良しで、
ファイルにして人に見せる場合でも、見やすい大きさなので、
ポートフォリオ
(クリエーターが自分の作品を人に見せる時にするファイル)
として、良いのです。
ポストカードは、余白を活かせば
(写真を はがきサイズより1回り小さくプリントして)
お洒落になるし、
下の余白の良い位置に、
photo by gatoku.kuboと
自分のクレジットを入れると
作家になったような気分になれるのです。
用紙はマット系 アート系 いろいろあります。
私は、アート系の厚手の紙を使います。
数種類のカードを作っておいて
人と会う時に、挨拶変わりに、
「この中から好きなのをどうぞ」
といって渡すようにしているのです。が
親しい人でも、会うと、
「今日は持ってないの」
そう言って催促してくれる人も結構、いるのです。
写真+文章でフォトエッセイ
写真に文章
(ショートエッセイ)
が入れたかったら
上半分あるいは 横半分に写真を入れ、半分に文章を入られるようにすれば
お洒落なフォトエッセイがつくれます。
先日、叔母が亡くなって、部屋を片付けていたら、
文庫の中に、私が送ったポストカードを保管してくれていたのが見つかって、
「ああ、こんなに大事にしてくれていたんだ」
と思うと嬉しくて…
叔母が椅子に座って、ポストカードをじっと見ている状況が脳裏に浮かんで、涙がこぼれてしまいました。
出てきたポストカードは
私が初めて写真集を出した時のもので
「沙漠の木」(愛育社)
に掲載した写真の中の数点です。
ノートに挟んで、持ち帰えりました。
写真さえあれば、ポストカードは簡単につくれる
ポストカードをつくるのは、簡単です。
コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)とコンピュータとプリンターがあれば、それでできます。
プリンターやコンピュータはキンコースなどで借りるという方法もあるので
買うのはちょっと という人は、そういう、サービスを利用するといいですね。
また、ポストカード位の大きさ(サイズ)だったら
スマホからでもいけると思います。
(やったことがないので、断定はできませんが)
私は、レイアウト(図案化 配列、配置)する方法として
イラストレーターというソフトを使っています。が、
このソフト、なれるまでが大変なので、簡易なものはないのかと思い、調べてみました。
便利ですね、ネット社会
欲しいものがすぐに出てくるのですから…
ワード(文章編集ソフト)でも ポストカード作れるようです。 が
他にもいろいろあるので、
自分に合ったものをチョイスして下さい。
ポストカードは、作品(きちっとした形の発表物)です
人に写真をあげる
デジタルカメラがない頃は
写真屋さんでプリントして、ペラペラの写真を、ビニールの袋に入れて
「はい」といって、渡していたので、なんだか、安っぽいイメージだったのですが、
ポストカードが作れれば
好みのレイアウトにして
photo by○○というクレジットの入った
作品を渡すことになるので、受け取り方も変わってくるし、
そこから会話が弾んで、楽しくなれるのです。
このように、ポストカードが自分で作れるようになれば
写真を撮るのが楽しくなって、益々、腕があがります。
自分で作れば、自分の写真の欠点(反省点)が見えてくる
ポストカードを自分で作れば、
例えばレイアウトしていて
「ああ、この写真、もうちょっと右から写すんだったな」とか、
「明るさ をちょっと調整して、左に写っている余分なもの カットだな」というように、反省点(欠点)が見えるようになってくるので、腕があがるのです。
以上がポストカードについてのお話しでした。
いかがでしたか。
最後に今日のお話しのポイントをまとめておきます。
今日のポイント
- サイズが手頃なポストカードは、装飾品として楽しめる
ポストカードは余白が魅力
クレジット(名前)を入れれば、もう、作家 - 編集ソフトいろいろ、自分に合ったものを選ぼう
- 自分でレイアウト(配置)すれば、自分の写真の欠点(反省点)が見えてくる
- ポストカードはコミュニケーションツールとして とてもいい
最後まで読んでいただき、ありがとうございました