今日は、久保雅督です
「写真はコツでうまくなる」
にお越しいただきありがとうございます。
今日はスローシャッターを使った撮影を方法について、説明します。
それでは、始めます。
スローシャッターで撮る写真の人気が高まっているのだそうです。
スローシャッターを使えば
普通に撮った写真とはちょっと違った神秘的な写真が撮れるのです
例えば、のどかな
田園を写した風景写真。
そこに写っている川は、
普通に撮った写真とちがって、
水の流れが強調されていてる。
画面全体は 静かでおとなしい写真なのに、
何かしら惹き付けられる。
そんな 魅力があるのです。
写真のことが分かっていなければ、
この写真、
どうやって撮ってるのということになる。
のですが、
カメラのことがちょっとわかれば簡単なテクニックです。
水の流れを強調する
水の流れを表現するには、
シャッタースピードを使います。
例えば、山の上からドーっと流れている瀧を撮る場合、
「水の流れをどう表現するか」
というのが、ポイントになります。
止める、ちょっと流す、ドット流す。
止める場合は
高速(250/1秒以上)で切ります 。
流す場合は
スローシャッターを使います 。
シャッタースピードによって水は、
いろんな表情を見せてくれます。
スローシャッターを使うときには、三脚を使います。
スローシャッターとは
1/30 秒以下( 1/15 秒、 1/8 秒、1/4秒‥)を使う撮影方法です。
スローシャッターは
長い時間シャッターを開けているので
三脚が必要です。
三脚がないと、写真がブレてしまうのです。
撮る時はまず、
どこから撮るかを決めます(カメラポジション)。
位置が決まったら
高さ(カメラレベルの調整)を決め、
三脚を構えカメラをセットして、 絵作りをします。
画面が決まったら
撮影モードは S(シャッター優先)もしくわM(マニアル) にします。
セットできたらいよいよ撮影です。が、
この段階ではまだ水の流れがどの様に写っているのかが分かってないので、
とりあえず1/30秒で切りましょう。
撮ったらモニターで確認します。
写り具合はどうですか。
もっと流したいと思ったら、
シャッタースピードを落として
(例えば30/1秒だったら、15/1秒に)調整します。
もうちょっと止めたい時は、
シャッターダイヤルを高速側に廻して
(30/1秒だったら60/1秒に)調整します。
ちょっと、分かり辛いかも知れませんね。
なので、ここでもう一度スローシャッターについて、おさらいしましょう。
おさらい
水の流れなどで、
動きを出す時はシャッタースピード1/30以下で撮ります 。
スローシャッターで撮影する時は、
三脚を使います。
スローシャッターは長い時間、シャッターが開いているので全体がブレてしまうからです。
スローシャッターは画面の中の一部の動きを強調する撮影するテクニックです。
最近は雲海(天空の城)などの写真を撮るのが人気です。
雲海はスローシャッターで撮ると山は止まっていて、雲が流れて、 独特な写真が撮れるのです。
草原などで、草をなびかせ、風を強調するのもいいですね。
ぜひ、挑戦してみてください。
また、
走っている人 、電車、車、自転車、動物の走り な、動きに合わせてカメラを動かすと背景が流れてスピード感のある特殊な写真が撮れます。
これもスローシャッター写真の魅力です。
おっと、 一つ大事なことを忘れていました 。
昼間の撮影では 、
天気がよすぎて、スローシャッターにならないことがあるので、
そういう時のためNDフィルターと言って、
カメラに入ってくる画像の明るさを抑え、
なおかつ、色彩が変わらないフィルターがあるのでそ、それを用意しておくと便利です。
デジタルカメラには、NDフィルターは内蔵されていますが、現場では、それを出すのが面倒なので、私は別売のフィルターを買って、バックの中に入れています。
関連して面白い話しを1つ 紹介します。
これはスローシャッターというよりも数秒間、数十秒間の長時間撮影になります。が、
地下街などで三脚を立て、
長い時間かけて撮影すると 人が消えるのです。
人の流れを強調する、消すというのは、何秒で撮るかという時間によって変わります。
こう言うテクニックも、覚えておくと何かの時に役に立ちます。
ぜひ、やって見てください。
以上がスローシャッターについての説明です
いかがでしたか、
最後に今日のポイントをもう一度まとめておきます。
今日のまとめ
- スローシャッターを使うと、表現の幅がひろがる
- スローシャッターを使と、水の流山などに変化がつけられる
- 環境が明るいところではスローシャッターにならないので、NDフィルターを使って、明るさをコントロールする
- 動いているものをキッチリ止めて背景画像をブラスなど、スローシャッターではの撮影テクニックがある
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。