コラム フォトエッセイ 思いつき

吾は菊也、そんな感じ

投稿日:

目次

結構、主張してるよね、この花

僕は自分では、控えめな性格と思っているのだけれど、写真とか撮ると、作品は結構、主張する。
思えば、写真の道を目指した時から、意識していたのは“作家”であって、カメラマンになることではなかった。
こう言うと、

カメラマンと写真作家、何が違うの

「カメラマン」と「作家」とは違うの?
そう思う人もいるかもしれないが、
カメラマンと写真作家では、考え方が違う、
僕はそう思っているのである。
説明がちょっと難しんだけどね、
簡単に説明すると、
カメラマンというのは、クライアントの要望に合わせて写真を撮る人。
職業カメラマン、いわゆるプロというのは、依頼主を満足させて報酬を得るという世界。
で、作家ではないのである。

では、写真作家というのは、どういう人

作家とは
自分の世界、風景なら風景に特化して、自分が撮りたいものを撮って、その作品を売ったり、写真集にまとめたり、個展など開いて販売したりする人たちのこと。
こちらは、写真で口を糊するということは考えないで、職業を別に持っていて
取材費など、自分で出して撮影する人たちで、アマチュアの延長上にある
(ここが難しいところなんだけど、無名では本は作ってもらえないから、作家にんるのは、なかなか難しいのである)

ということで、通常は、
プロとして写真を撮って口を糊しながら、同時に作家としてという方法を取るのである。

僕も、雑誌社などと契約(本数決め)して、
依頼された仕事をやりながら、別口で、自分の撮りたいものも撮って作品作りをするというスタイルを続けてきた。
そういう中で、数冊でも、本にまとめることができたのは、ラッキーだった。

しかし、プロとして生きるのは、とっても厳しい

僕らの時代(フイルム時代)は、本当、難しかった。
なぜなら、その場で、撮った写真を見ることができないから…
そうなのだ、失敗
(写っていない、クライアントの要望を満たしていないなど)
すると、もう大変で、
例えば、セット組んで、そこに有名人やモデルを入れて撮影して失敗したら━と想像すると、恐くて、シャッターを押すのには、覚悟がいったのである。
現像所で、出来上がってくるのを待つ2時間は、本当に嫌な時間で、今でも時々夢を見ることがある。
ところが今、ネットで見ていると、簡単にプロのカメラマンになって、気軽に稼げるようになるという「セミナー」の売り文句が目立つようになってきたが、大丈夫なの━と、つい思ってしまうのは老婆心?…

報酬をもらうということは、やっぱり大変なことなのである

写真を撮って、報酬を得るということは、凄いリスクの上で成り立っているんだということも、キッチリと説明しなければいけないと、経験者としてつい思ってしまうのである。

菊の写真から、なぜ、こういう記事になったのか、分からないが、
もしかしたら、心の中で思っていたことが噴出したんだねきっと。
それにしてもネットの世界、凄いよね、
例えば、カメラメンとして、そういうサイトに登録すれば、
営業は、そのサイトでやってくれ、
仕事が成立したら写真を撮り、報酬を得てというマネージメントもしてくれるというのだから驚くよね。
そう、僕らの時代は、仕事が営業マンだったから、本当、必死だったもんね…
登録カメラマン、とても興味がある。
僕も登録してみようかな。高齢だけど、まだまだ撮れるし(笑い)

月に一回くらい、緊張感を持って写真を撮るというのもいいかもね(笑い)

 

 

-コラム, フォトエッセイ, 思いつき

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

ヒシガタホウライシダ

目次 やっぱり個性だよね もしもこれが、普通の葉っぱだったら、撮ってなかったと思う。 そう、「ひし形」というネームが目に入って、「エッ」と思って見たら「なる程」 そう思って眺めていたら、パターンがスー …

カカオの実なんだけど、ラグビーのボールだよね…コレ

目次 カカオの実 ラグビーのボール…だよね、カカオの実なんだけど。 「カカオって、あの、チョコレートとか、ココアの原料の…」 そう、 「この中に納豆みたいにネバネバしたものに覆われたカカオ豆がいっぱい …

移りゆく秋

目次 風景は生き物、改めてそう思うと、やっぱり感じるものがある 風景は生き物なんだ。 そんなことを言うと、何を今さらと思われるかも知れない。が、この写真を見ていて、そのように思ったのである。 だって、 …

おもろい顔、面白い顔ということなんだけど、おもろいは標準語? 

目次 おもろい顔 「面白い顔」というより、この写真の場合は「おもろい顔」の方がピンとくる。 調べてみると、「おもろい」は大阪弁だった。 なぜなのかよく分らないのだけれど、僕の使う言葉に大阪弁が多く含ま …

自然は最高のアーチスト。欅の木の肌の模様が面白い。そこにはいろんな物語が

目次 霞立つ 長き春日を子供らと 手毬つきつつ 今日も暮らしつ 好きだな良寛さん。 欲もなく、怒りもなく、おおらかに、子供らと遊ぶ良寛さん。 良寛さんいいね。 生まれは新潟だが岡山と縁が深い。 できる …