ベンチ いつかはこれで一冊と思っているのだけれど
ベンチ いいよね
うん、
人といるよりも、ずっと、何かを訴えてくるものがる。
ウン、だから時々撮っているんだけど、これに1行か2行、気の利いたフレーズが入れられるといいな━と思うのだけど、それがなかなか出てこない。
いつ来てもいいように、ポメラは持って歩いてるんだけどね…
「狙っているのは…」
「秋の日のビオロンのためいきの身にしみてひたぶるにうら悲し…」
「ハハ、無理無理…」
「いくら待ったって、そんなの出てこないよ」
「そうだよね」
「…」
「まあ、君に出てくるのは、なんとなく、なんとなく、詩心誘う秋の風」
そんなもんだろう」
「おっ、それいいじゃん、ポメラに記録しておこう」
ベンチを見ていると、そういう会話ができるので、楽しいのである。
そう、人は決して、こういう会話にはついてきてくれないから…
これからの季節は、そういう楽しみが待っているのだ…
慌てることはない、まだまだ僕は元気だから━と、自分に言い聞かす。
サー、今日から三日間、自分の時間。
頼まれているものも、ひとつあるが、別段、日にちを切られているわけではないし
少し、ゆっくりしないとね…
そう、とりあえず、今日は温泉(スーパー銭湯だけど)行って、マッサージやって(一回400円)、気分を開放して、すべてはそれから…
休日の朝は、それが楽しいのである。
そう、まだ、何も行動を起こしてないのだけれど、そういうことを考えるのが楽しいのである。