discover flower

棟方は言った「わだばゴッホになる」だがゴッホにはなれなかった世界の棟方になった

投稿日:

目次

ヒマワリを見ると思いだす「彫る・棟方志功の世界」(毎日映画社)という映画の最後のナレーション

この映画を作ったのは草壁久四郎さん、監督(柳川武夫)
この映画は
1976年ベルリン国際映画祭記録映画部門グランプリほか芸術祭大賞、キネマ旬報ベストテン第1位など映画賞を独占して話題となった。

青森の棟方記念館では、
ずっとこのDVDの映像が流れている

草壁久四郎さん友達が親しかったので、
僕も一緒に赤坂にあった「おかる」という店でお酒を飲んだこともある。
その草壁さんの紹介で
「Japan」という映画(ドキュメンタリー)を撮りにきたフランスの映画監督、
パリ生れのフランス人フランソワ・レシェンバック監督のスチルをやったことがある。
そんなことがあって、
ヒマワリを見る度に思い出すの。

フランソワ・レシェンバック監督は
映画「白い恋人たち」の助監督で、
「アメリカの裏窓」が特に知られている

「君の写真がカンヌの映画祭に出品するポスターになる」

そう言って「竹の子族」の写真を何点か買ってくれたのだが、
果たしてポスターになったのかどうかは分からない…
しかし記憶として鮮明に残っている上に
「彫る・棟方志功の世界」を記念館(青森)で見て感動したので、
ヒマワリを見る度に感じるのである。
面白いね、
そういう関わりがあると
「ああ、ヒマワリ」と何げなく見ていたものが急に見方が変わって
「OH やっぱり凄い そうかゴッホか棟方か…」とつい思ってしまうのである。

実際ゴッホのヒマワリも強烈で、
頭から離れない…

果たして写真は、
そういう思いを持ってみると、
イメージに耐えられるのかと思うが、
なんとなくなんとなく
エネルギーを感じるのはひいき目か…(笑い)

ヒマワリを見ると思いだす「彫る・棟方志功の世界」(毎日映画社)という映画の最後のナレーション

何回見て感動する。
感動って素晴らしい

 

 

-discover, flower

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

スマホカメラを愉しむ 今日は森の音楽会 コンダクターはカマキリさん

カナカナと鳴くあの声はひぐらしだ
そうか、もう晩秋か…

写真を愉しむ たぶん、瑠璃玉薊というのだと思う 光と色のバランンスが可愛くて 

写真って本当に難しい 
デジタル時代の写真家でなくて、良かったとつくづく思うよ、
僕らの時代には、「へたうま」という言葉もあったからね…(笑い)

スマホで撮影、春の妖精、クリスマスローズ

やっぱりイメージは大切だよね…
写真のこの花
白にちょっとグリーンがはい入っていて、
そのため透明感が強調され
清楚で色っぽくて、
まさに妖精…
撮る時、
この背景は黒に落ちるな、
そうすると、
白い花が浮き立って妖精の雰囲気が出せるな
そう思って撮ったんだけど、
いい感じに仕上げってくれた(典型的自己満足)
お気に入りの一枚としてコレクションしておこう
タイトルを
「春の妖精 クリスマスローズ」とつけておこう

スマホカメラを愉しむ 今日のテーマ なんとなくバレリーナ

エッ なぜそういう変わった花ばかり撮ってるのかって…
だって、
何かないと心惹かれないでしょう
やっぱりそこには物語りがないとね
そう だから僕は
その物語りを感じた時にコレクションしてるの

でも
OHこれは珍しいとか
ずば抜けて美しいという花に出会うとつい撮らされちゃうけどね…
あなた好き
あなた美しい
あんたのポートレート持っておきたい…
時にはそういう花もあるけれど、
やっぱりなんらかの特徴がないと、
なかなか撮れない(指が動かない)んだよね
ハハハ…
勝手な言い分
たかが写真、されど写真だね…(笑い)

スマホカメラを楽しむ ネモフィラ 爽やかだね 風にゆれる雰囲気が特にいい

ところで
なんで
「花の命は短くて苦しきことのみ多かりき」なの
気になったので、
これもちょっと調べてみた
これは林芙美子の短詩で
好んで色紙に書いたらしい
掲載されている説明を読むと
「自分の体験」ということがなんとなく…
そうかそうなんだ…
そうだよね
だって長生きする女性は多くいるし
苦しみよりもハッピーハッピーという女性もいっぱいいるものねぇ
でもでもでも…
ハッピーよりも苦しみ 悲しみの多い方がジーンと来るよね
失恋したらやっぱり南よりも北だよね…

「失恋した沖縄に行って遊ぼう」というのだってありだと思うけど、
やっぱりそぐわないのかね…(笑い)