discover essei phone photo

スマホカメラを愉しむ 青梨の昭和の味に舌鼓

投稿日:

目次

20世紀はやっぱり上手い

肌が違う 瑞々しさが違う、味が違う…
昨日スーパーで見つけてかったのだけれど、
慣れ親しいんだ味…
懐かしさと郷愁と…ノスタルジックな味が
甘くて、
ちょっぴり酸っぱい味が
ジューシーな果汁のなかに思い出されて嗚呼とつい…
20世紀梨
その特徴ある味感じながら、脳裏には
真っ白い梨花の花咲く鳥取の風景が走馬灯のようにに浮かんできたのだった。

懐かしいねぇ鳥取…

倉吉に数か月滞在して、
古い懐かしい写真をかき集め、
そこに新しい写真を同じアングルで撮って、
変わりゆく街の様子を浮き彫りさせるという企画の
「東伯・倉吉今昔写真帳」(郷土出版 定価10000円1000部限定)という、豪華な写真集
誰一人として知り合いのいない倉吉に単身乗り込んで…
苦しかったけど、とっても楽しい取材だった。
最初は知り合いの一人もいなかったのに、
本が完成した時には、名刺の数が何百枚にもなっていた…
三朝、東金 東郷温泉…
雨が降ったら温泉
雪が降ったら温泉
日本海…の魚、
東郷湖の白魚…
とっても美味しかった…
その過程で知り合った鳥取の友人から聞いた神通力の凄い人を、
その人が亡くなってから、
取材で生き返らせて書いた人物評伝(野に遺賢在り」(三冬社)
さらには、
その友人に頼まれて撮った写真で作った電子書籍写真集
お米の花の神秘」(Kindle編集豆しば書房)など、
僕にとって鳥取は、忘れられない故郷になってしまったのである。

20世紀梨は、その鳥取の梨である。

しかもその梨は、
地球緑化運動の火付け役の鳥取大学名誉教授の遠山正瑛が開発に尽力したと聞いている。
この遠山氏が
内モンゴルクブチ沙漠に100万本の植樹を達成させた時、
その取材で僕は沙漠に行き、
その時撮った写真が「沙漠の木」という写真詩集(詩高橋順子・愛育社)になっているのだ…
20世紀梨
昭和の味を噛みしめながら、
僕は、そんなことを思い浮かべていたのだった。

-discover, essei, phone, photo

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

スマホカメラを愉しむ 道端で見かけたサボテンの花 エッなんでサボテン…

僕の知り合いは80歳になって
「10年のパスポートくを申請したら笑われた」
そう言って苦笑していたが、
やっぱり10年だよね…(笑い)

ピンクの花が作りだすパターンが面白くて 花の名前は柳花笠とかいうらしい

自然の作り出す空間アート
こういう空間に出くわすと楽しくなってつい…
スマホカメラ 本当に楽しい
かつて新宿御苑に持っていた事務所を称して
「遊びの空間」といって楽しんでいたが、
今は、スマホカメラがそのツール
スマホカメラって本当に楽しい

スマホカメラを愉しむ 凛としてナニワイバラの冴える白

一重のバラいいよね
「昔のバラは全て花びらが重なってない、一重咲だった可能性がある」という記述があった、
八重咲のバラは、
栽培されるようになってからのものらしい
それでだ…
誰に聞いたのかは忘れたが、
薔薇(ソウビ)とは、一重のバラのこと、
以来、僕の記憶のなかにはそれが残っているのである。。
ナニワイバラ 白い一重の薔薇…
これこそが
僕にとっての沙羅双樹であり、薔薇(ソウビ)と思ったのだった。
だって、
八重のバラと一重のバラでは、まったく雰囲気が違うし
情緒がまったくちがうんだものね
ローズと薔薇(そうび)の違いだな(笑い)

手探りでやった電子書籍が昨日、Kindleストアで出版されたと

夢と希望…
それさえあればだよなぁ…

写真を愉しむ 可愛いね 花の名前はエリカとな

取材すれば情報を整理して原稿にしなければならない
依頼された記事は、
思いつきでだらだらというわけにはいかないのだ、
そして取材と原稿の間には、
深くて暗い河があるの、
そこに、どういう橋をかけるかが大切なのである。