お袋と叔母(父の妹)
二人は嫁と小姑なのに、とても仲が良かった
叔母が寛大な人で、お袋は叔母に頼りきりだった
多分
「兄が早くに他界したので、私がと、叔母は思っていたのだろう 本当によくしてくれたと僕も感謝している」
今でも、何かかあると、
「ちょっと おばちゃんに電話を」と思うことがある
僕の仕事のパートナーだった女性も、僕と言い争いをすると
「オバチャン聞いて…」
そう言って、時々電話をしてたみたいだし
身内を褒めるのもなんだけど、本当に素晴らしい人だった
叔母は事情があってアゲインシングルだったのだけれど、
明るくて、笑い声の絶えない人だった
お袋はそんな叔母に頼りっ切りで、
最後の最後まで、すべてを叔母に託していた
そんな訳で、
僕も叔母を頼って、随分と面倒かけたのだが、
最後には
「しょうがないなぁ」
そういって…(笑)
でも最後の最後、
「もう動けん」
そう言って僕のところに電話をよこし、日赤の緩和ケアに同居して…
半年ほどだったが
喧嘩しながらも、楽しい日々が過ごせたのは、良かったと思っているのである。
カーネーションの花を見て、
そんなことを思いだしたのだった
スマホカメラって、本当に楽しい
花を見て、
いろんな出来事を思い出すのは、僕にとっては
ある意味、セラピー
うんそうだな、セラピーだ
写真セラピーか…
それいいね、メモしておこう…