これ、バラだよねぇ
でも、普通のバラとちょっと違う。
あった
「つるバラ リトルアーチスト」と言うんだ。
すでに夕暮れだったけど、グイと惹きつけられて…
その魅力とは何だったんだろう━と、写真を見ながら考えてみた。
魅力とは何か
色 イイネェ、ワインレッドというのだろうか
夕暮れのちょっと肌寒い空気のなかで、確かにそれは感じた。
バランス そうだね、ワインレッドのドレスに黄色を中心に持ってきて、それを、ピンクで縁取りした、オーガンジー?あるいはストールか? よく分らないけれど、それがよく効いているよね。
形、ウン それもいい。
背景とのバランスと全体の色味。
そうだね、やっぱり魅力とは、総合的なバランスで醸し出すものなんだ…
でもこれ、洋花だけど、着物の帯にいいなと、思うのである。
しかし、こんな帯が締められる人、うん 粋筋の人だよね…
そう言えば、この写真、着物を着た芸者の後ろ姿に見えてきた。
ちょっと恥ずかしい思い出
アッツ、また思い出した、そう、そう…
50歳位だったかなぁ、
着物を着て、芸者さんと、浅草のある蕎麦屋に入った。
夏だった。
男が夏に、白っぽい浴衣に博多帯をして芸者を連れて蕎麦を食べている。
どう見ても普通じゃないよね…(笑))
食べ終わって帰ろうとすると、ご主人が出てきて、名刺をくれたのを覚えている(笑)
間違えられたんだね、きっと(笑い)
ある女性とカラオケに行ったら、演歌はもう、卒業しなさいと…
へんなところから、いろんな思いでが出てくるねぇ
石原裕次郎の歌に「こぼれ花」」というのがある。
この歌が僕は好きで、よくう歌う。
「あの娘の帯に薔薇ひとつ 咲いていたのを思い出す」
ちょっと寂しい歌なんだけど、この詩、結構気に入っているの。
ところが、ある女性とカラオケに行ったところ
「もう、そういう演歌は卒業しなさい」と。
そう言われると、歌える歌がなくなって困ってしまった。
英語の歌は覚えられないし…
しょうがない、
「バラが咲いた」でも覚えようか…