discover essei photo

プラム 木に成っている果物って、何か魅力を感じるのは 見慣れない風景だから…

投稿日:

目次

プラム
八百屋の店先に並んでいるのを見ると
つい買おうかなと…

ギンギラギンに冷やしてガバっと齧ると、
おいしいよね…
でも、
「残念ながら君にはそれは無理なの…

「なんで」
「だって歯が本物じゃないもの…」
「偽歯で、
歯の丈夫な人がやるように
ガバと齧ってジューシーなちょっと甘酸っぱい汁を吸いながら
ガシヤガシャガシャとやるのは無理なんだよ…」
「そうなると買っても無駄になるだろうやめとけ」と
そうかそうなんだ…
そう思って諦めるんだけれえど。
懐かしいね。
スモモ…

僕が育った
岡山県都窪郡吉備町八幡というところの高台に
大きなスモモの木があってね、

同級生だったからよく貰いにいったよ
大きな木だったから登るの大変だったのだけれえど、
そこは子供だから身軽だし…
まだあるのかねぇ 
あの木…

ノスタルジックな風景として脳裏に焼き付いているスモモの木

そんなに仲のいい友達でもなかったし、
交流もなかったけれど、
プラムを見る度に思いだす懐かしい郷愁の風景なのである

つい先日といってももう随分前だけど
同級生の紀ちゃんのところに電話したら
「あんた元気でやっとん」
といきなり
「うんなんとか…」
「別に用事があるわけじゃないんだけど、
ちょっと声が聴きたくて…」
「声だけならええけど、もう会わん方がええよ」
「そんなことはないだろう、声は昔のまんまだよ」
「そりゃ声だけじゃが…」
「ところであんた
 増田君って覚えてる」
「覚えてるよ」
「実はこの前散歩していて、
すれ違った男性に尋ねたの
 八幡様の前だった」
「このへんに岡田さんていう人がいたんだけど」
「岡田、すぐそこ、僕同級生なの」
「エッじゃ私も一緒
 あなたの名前は」
「増田」
「ああ、いたいた増田君…」となってね、
で、
「久保君覚えているかなぁと思って…」
「よく覚えている、
家に大きなスモモの木があってよくもらいに行ったから…」
そんなこんなで昔話が盛り上がって
その頃の同級生の情報もちょこちょこと…
懐かしいねぇ…
いいねぇ故郷…

電話を切ったあと
「兎追いしかの山…」
という歌が脳裏に浮んで…
歌っていたら涙がぽろりと…
いいね、故郷
あの頃の友達がなつかしい…

 

-discover, essei, photo

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

写真を愉しむ たまごだけ高尾の山の人気者

東京というと、大都会 アスファルトジャングル…
そんなイメージだが、
それはほんの一部で、
歩けばいろんな植物が植えられているし、
ちょっと郊外にいけば、
そこは田舎だし、
高尾山だって、
新宿から1時間だし…、結構遊べるの…
しかし写真を見ると、
だんだんと動かなくなっているのがよく分かる…
早く引っ越しをすませて、野山をゆっくり歩きたいと思うのだが、気持ちばかりで…

スマホカメラを愉しむ アーキテクチャー 簡単なようでいて、こういう撮影って難物なの  

この図書館の9階には個室が幾つかあって、予約しておけば、借りられるらしい…
ちょっとした打ち合わせなんかにはいいかもね…
だって、最近の喫茶店は、隣との距離がないから、話もろくにできないものね…
特に最近は、ロボット社会になって、コミュニケーションレスが蔓延している
これって、いいことなのかねぇ…(笑い)

料理を美味しく見せるためにはお皿が重要だよね で、姉のところに貰いに…

そう言えば昔、
ある団体から頼まれて
(50人位の集まりだったかな)
講演した時
付録で
「玉ねぎを横に半分に切って
酒と醤油と塩胡椒を適量ふり
ラップして5分程チンするととっても美味しいの」
そう言ってから
「これ覚えておくと急にお客さん来ても便利がいいよ」
「その時は添えものに豚の細切れでも炒めてお皿に盛っておけば一品できるでしょう」
と話したところ
それを聴いた人みんなやったみたいで
後日
僕を呼んでくれた人から
「あれ大変なブームになっていますよ」
という連絡をもらったことがあったりして
それでスッカリ調子づいちゃたんだけどね…(笑い)
料理はコミニケーションツールとして最高だよね…

オハグロトンボ 子供の頃 夏休み 早朝 宿題していると、ヒラヒラと最近見なくなったねぇ

オハグロトンボは俳句にもおおく読まれていて
季語は夏と。

ところでなぜオハグロ…
どうやらそれは全体が黒いから
昔 江戸時代?
女性は結婚すると、
歯を黒く染めていた
そういうところから来ているのではと推測する
結婚するとなぜ、
歯を黒くそめたのか
そこまでは今はちょっと
だって今日は仕事行かなければならないもの…
そう、だからとりあえず何か書いといて
時間がある時にゆっくり書こうと思ってるの
ブログ
これができるからいいんだよね…

スマホカメラを愉しむ 夕暮れにドクダミの花際立て

歩いていると
「夕暮れにどくだみの花際立ちて」
そんなフレーズが浮かんできたので、
スマホのメモ帳に喋ってとどめる
楽しいね、スマホカメラ
まさに三上(馬上枕上厠上)の産物だな…
歩けば脳も活性されるらしい(哲学の道)
スマホカメラ本当に楽しい