フォトエッセイ

東京、新宿の森 でも、東京の森で検索しても出てこないよ。でもこれ、森だよね

投稿日:

新宿駅は、下の白いラインの右端から1センチ位、右に行ったあたりか。

僕のいるマンションは、左の白いラインを下に行って数ミリ位かな、だってここまで3分位だもの。
上の白いラインの左端の向こうが国立競技場、真ん中当たりが神宮か。
そして、上の白いラインから少し上にいくと、青山…
青山にはフォアグラのステーキを食べさせる店があってね、よくパーティーで使ったの。

地形というのは、慣れないと、難しいね…

これじゃー、初めて来て、公園でなかったら、すぐ遭難だな(笑い)
これは(写真は)、時々、僕が言ってボンヤリしているモスバーガーの窓越しの風景。
この風景を見て、東京、しかも新宿だとは思えないよね…
疲れたら、ここに来て、コーヒーを飲みながら、ボーとしてるの。
この森があるから、新宿御苑前周辺にいれば、元気でいられるのだと僕は思っているの。
もう20数年、ここにいるが、病気しないもの。
風邪、一回位ひいたかな…
でもあれは、クーラーのせいかもしれない。
しかし、若い頃は公園が、こんなに近くにあっても見向きもしないで、
行っていたのは、下の白い線のちょっと右の方にある歓楽街ばかりで、
「御苑といういい所に居ながら、たまには桜がキレイとか、紅葉がキレイとか言って誘ってはどうですか」と、元カミから散々、嫌味を言われた記憶がる。

だって、その頃は何をやっても楽しくて、時間がなくて、公園なんか、ノンビリ歩いてられなかったものね(笑い)

公園に行くようになったのは、ここ10年位かな

ビジネスモデルが変わって、齢をとって、人生に少し疲れ感じるようになってからだものねぇ…
人間って、勝ってなもんだよね、その時に置かれた環境、境遇によって、考え方がコロコロ変わるんだから…

今になって考えてみて、よく、この場所に目をつけたなと感心している。

だけどね、御苑前がお洒落になったのは、つい最近なんだよ。
それまではなんか忘れられた町という位、しょぼくれてたんだから…
でも今は、
「どこにお住まいなんですか」と言われたら、
「新宿御苑です」と胸張っていえるものね。
だけど、日銭稼ぎの仕事で時々、
「どこから来てるの」なんて聞かれたりすることがあって、「御苑」というと、「エッ ホームレス」と(笑い)怪訝な顔で…
そういう時には
「ハイ そうです」と躊躇なく(笑い)
実際には、時間が来ると、御苑の門は閉められるので中で寝泊まりはできないのだけれどね。

たまたま、昨日、公園に行って帰り、疲れたので、ハンバーガーを食べに行って、この写真を撮ったので、新宿の森について書いてみたの。
そう、僕のお気に入りの場所からの風景ということで…

 

-フォトエッセイ

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

茄子・南瓜の煮物といっても、チンで作る簡単料理だけど美味しい

それにしても、料理って、たまに作るととっても楽しい。
これこそクリエイティブの世界、物作りの楽しさだなと、いつも思うのである。
だって料理を作っていると、いつのまにか「無の境地」に入り込んでいて、気持ちがいいんだもの。
何かに集中していると、いつの間にか全てを忘れて無の境地へ。
これを「三昧」というのだそうだが、体験から言葉の意味を考えると、
「ああ、そういうことか」と、よく分る

ハンカチの木 爽やかな感じがいいのか、とっても人気なの 

目次「汽車の窓からハンケチふれば…」仕事契約更改したから、また1年働けるこの人80歳なんだけど、すごく元気がよくて、遊びをよく知っているから本当 に楽しいの聞くって、凄いことなんだね(笑い) 「汽車の …

ドラクラ・ギガス 別名をモンキー・オーキッド 猿の顔というのだそうだが、これはどうみてもイカ

目次神代植物園に行く度に、この植物が気になる。もしかして、これ宇宙人? 「アッ、閃いた、いい」長距離で思い出すのは、東京から鳥取県の倉吉まで720キロを3か月で3往復倉吉は温泉の町、いたるところに温泉 …

紅花羽衣

目次紅花羽衣の木、グレビア・バンクスというのだそう。 日本で最古の羽衣伝説は、滋賀県長浜市の余呉湖を舞台としたもの(近江国風土記)有名な羽衣伝説は三保(静岡県)の松鳥取県倉吉市の羽衣伝説は、取材中多く …

冬の印象

目次白い画用紙に、水彩絵の具を筆でピッピとまき散らした感じ。写真屋の親父にボロクソ言われたけれど…あのネガで、こんな写真になるんだ僕には無茶苦茶がいいらしい。得意としたフォトエッセイの所々に無茶を生か …

広告


 

名前:クボッチ

写真好き トレンドを中心に書いていきます