コラム フォトエッセイ 写真エッセイ 思いつき 雑記

サギソウ 

投稿日:

目次

知り合いの作品に触発されて

サギソウ、花を見た瞬間、
シラサギが獲物を見つけて、急降下する瞬間、そう思って撮ったのが、この写真。

気に入った。

西荻窪の画廊で知り合いの絵と対話、これも楽しい

実を言うと、知り合いの画家、北原かずこさんの絵が、西荻窪の数寄和画廊の企画展「ギャラリーへ行こう2020」の公募展で入選になった作品が展示販売されているということで、午前中見に行って刺激を受けたその足で、神代植物園へ行ったところ、この「サギソウ」と遭遇して、
「オオーと、興奮してとった写真」なのである。

映画でも絵でも写真でも本でも音楽でも、あるいは人の話でも、感動すると、やっぱり刺激されるよね。
そして、その感動、心の動きは作品の中に現れる(勝手にそう思っている)よね。

ヘー手書きでシュール 凄いねぇ

北原さんの作品、一点は胡蝶蘭、もう一点も花なんだけど、白黒のモノトーンの世界。

手書きなのだそうだけど、花のヒダとか、雰囲気はまるでブラシを使ったのかと思う程滑らかで、花の持つデティールを表現しており、まさに生き物という感じ。
そして、さらに、白黒なのに、色がついているようにすら見えるのである。

で、僕も負けじと、頑張ったんだけど、どうだかね…
画廊では、北原さんには会えなかったのだけれど、作品を見て、雄弁に語り合って、刺激をもらい、写真を撮りに行った。
まさにアートの力だね…

花が小さいので、手製のルーペで

サギソウは本来は小さい花なのでクローズアップするのだが、
カメラのメニューからそれを取り出すのが面倒なので、僕は手製のルーペを使って撮っているのである、

そう、カメラのジャンクショプコーナーで、100円か200円で買ったレンズを分解して、ルーペになるレンズを取り出し、それをレンズの前に手でつけてクローズアップしているのだが、この方法、お気に入りで、いろいろ、人にも勧めているのだが、どうもうまく行かないらしい。
そうなのだ、レシピとか、ハウツーというのは、作った人でなければ使えないというのもあって、それを手に入れれば、その技術がそっくり自分のものになるというのは、思い込みと僕は思っているのである。

思うに、ハウツー本を読んで、
「アッ そうか」と、すんなりそれができる人は、すでに、その道でそうとう精通している人、僕はやっぱり「習うより慣れろ」だと思うのだけど、どうだろうか…

-コラム, フォトエッセイ, 写真エッセイ, 思いつき, 雑記

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

第28回 国際平和美術展に出品したインスタグラム友達の作品「慈心」

会場で漏れ聞こえてくる話に耳をそばだてると、
この展覧会はこの後、ニューヨークに行くのだとか、凄いね、
廣野さんのSNSだと、その後、この桜、お室の仁和寺(京都)に展示されるのだそう。
確か、昨年の作品は「お買い上げになった」と記憶しているけど。

詠み人知らずという俳句や和歌、短歌があるのだから名前が分からない花があってもいいだろう

目次 紫の花に心惹かれて この花、雰囲気に惹かれてというか、 「私を撮って」とうるさいので撮ったのだが、名前が分からないのだ。で、 そうだ、俳句や短歌、和歌に詠み人知らずというのがあるから、「花の名前 …

おやすみなさい。知らず知らずのうちに笑顔がこぼれる。いいね、赤ちゃんの寝顔

目次 欄という花、本当に色んな表情を見せてくれる 「シー、静かに、今赤ちゃんが寝てるの」 なんとなく、そんな雰囲気。 振り返ってみると、人生で最も、夢と希望があった時代かもしれない。 僕と君では住む世 …

メジロ 目白 めじろ 飛ぶのは覚悟がいるのかね、目つきがちがう

目次 メジロ イメージとしては可愛いという感じなんだけど、この目白、精悍だよね… 飛ぶというのは、やっぱり覚悟がいるのかね なんか、気合が入っているよねぇ まさに飛ぶ瞬間 すでに体は空中に… よく撮れ …

何か気配を感じたと思った瞬間にパシゃと音を立てて鴨が着水。その瞬間に指が動いてたんだね、写ってた。

目次 アッ 撮れてる奇跡だ こういう場合は、写真がいいとか悪いとかはどうでもよくて、 「写ってる」ということに感動してして、 「よし、今日はこれで」と(笑い) 無茶でもなんでもいい、アッと思ったらとに …