コラム フォトエッセイ 写真エッセイ 雑記

ヒヨドリ、羽を広げると、本当に美しい

投稿日:

羽を広げた写真が見せたくて、再び登場願ったの

この写真、昨年もアップしているのだけれど、昨日
「ヒヨドリ、パット見た目、地味だが羽を広げると、とっても美しい」と書いたので、
やっぱり、どの位美しいかを知ってもらうために、もう一度、登場願ったのである(笑い)

それにしても、よく撮れたよね、こんなシーン、自分でも驚いているハハハ…

電子書籍でつくった、
「ブルブルとチェリーブロサッム」というタイトル、
これは、豆しば書房の豆しばさんがつけたもの。

「ネェネェ クボさん、ヒヨドリのこと調べたら英語でブルブルというんだって、で、私考えたの、ブルブルとチェリーブロッサムという写真集というか、写真絵本というか、そういうのいいと思うんだけど、やってみない」といきなり

「OH 可愛いね、いいけど写真が難物だな」
「エー、プロなんでしょう」
「昔の話だよ(笑い)」
「…」
「大丈夫よ撮れるよ」
「撮れるかなぁ、そんなの今まで撮ったことがないけど、やって見るか、暇人だし」
「やろうよ、やろうよ…」
「ヨッシ 挑戦ダァー」

それから連日公園に通って、何度も何度も失敗しながらやっと捉まえたのがこれ。

一枚撮れると、調子に乗って、飛ぶ瞬間ばかりを狙って、
ハッと気配を感じたら、シャッターを押すを繰り返していたら、段々タイミングが合うよになってきて、
感覚って面白いねぇ…
しかし、こういうのって、ハウツーにはならないよね、
「何度もなんども撮っていたら、タイミングがつかめるようになってくる」なんてね、
だって、皆が知りたいのは、楽して撮れることだものね、
でも、ハウツーというのは、その人が捉まえた感覚、その人だからできることであり、
ハウツーを読んで、なる程と思える人は、すでに、そのことに精通している人なのである。
体で覚えるものは、体に覚えさせるしかないといのが、僕の考え方なのである。

僕は、三脚も使わなければ、連写も使わない

古い感覚(概念)かも知れないけれど、
ファーストシャッターで決まらない写真は、連射しても意味がない、そう思っているのである。
尤も、人の写真などを見ていると、連射だから撮れたなと思うものもあったりするんだけどね、僕は連射は使わない…
おそらくそれは、フイルム、現像料が高かったから、そういう無駄はできないというのが、体に染みついているのかも知れない。
こうして撮った写真に
「僕ブルブル、日本ではヒヨドリと言われるけれど、ブルブルの方が気に入っているの。だから、これからはブルブルと呼んで」
こんな文章を書いてデータを豆しばさんに渡したら、
そこから、イメージを膨らませてくれ、言葉もファンタジックにしてくれて電子書籍にしてくれたの。
やっぱり、人の感覚が入り、いろいろ話していると、なんとなくよくなっていくよね、本づくりは、それが楽しい。
だって、コーヒーとかお酒とか飲みながら、そんな話で盛り上がっていると、クリエーターとしての感覚になってくるもの…(笑い)
そうなの、僕はそういう雰囲気が好きなのである。

-コラム, フォトエッセイ, 写真エッセイ, 雑記

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

カワセミ

目次エー 公園まで取り上げられたら、どこで遊ぶんだよ…こういう時には、とりあえずシャッターを切る。これ鉄則本当にバカだな、大事なところで大事なものを忘れている。よくそれで仕事ができてたよと(笑い)正気 …

サギソウ 

目次知り合いの作品に触発されて西荻窪の画廊で知り合いの絵と対話、これも楽しいヘー手書きでシュール 凄いねぇ花が小さいので、手製のルーペで 知り合いの作品に触発されて サギソウ、花を見た瞬間、 シラサギ …

パンタナール 世界遺産に登録されている世界最大級の湿原 どこにあるの

パンタナールには雨期と乾期がある。雨期は水が豊富で美しいが、動物は見えない。動物が目的ならば乾期だが、一面茶色で美しさはない。なんせ、雨期と乾期では、水位が6メートルも変わるのだから。
僕が行ったのは、三月で雨期だった。
それでもやっぱり、大自然、ワニなど、結構いたよ。

こういう秋もあるんだ 地味だけど好きだな、こういう雰囲気

目次地味な風景だが、なんとなく心を惹かれる知り合いに誘われて、ムリムリのお付き合い休みだから、タップリ寝ようと思ったんだけど、習慣って… 地味な風景だが、なんとなく心を惹かれる モミジ(紅葉)のような …

サッカー少年 実を言うとこれ、2年程前にとった孫の写真なの

目次実を言うとこの写真、2年程前に撮った孫の写真なのこの写真を撮った時、こういう時代がくることは、予兆として捉まえていたのである一旦一線を引いた身なのだから、ギャラに拘らなくてもいいというのが、決断の …

広告


 

名前:クボッチ

写真好き トレンドを中心に書いていきます