コラム フォトエッセイ 写真エッセイ 思いつき 撮影テクニック 雑記

紅花羽衣の木に咲く花、その印象は夏の夜空に咲く打ち上げ花火

投稿日:2020年7月12日 更新日:

華やかだが、どことなく憂いがあって、こういう印象、僕は好きだな

調べてみると、この花は冬の花らしい。
そう、撮ったのは温室。
葉っぱにも特徴があるが、見た瞬間、夜空に咲く花火を連想したので、そのイメージを生かすことにした。

人とは違う写真を意識しなければ、それでもプロなのと言われてしまう。そんな時代なのだ

今は昔と違って、スマホなどで、簡単に写真の撮れる時代。
しかも、レタッチ(加工)も簡単にできるので、誰もが簡単に素晴らしい写真が撮れるようになった。
否、撮れるだけではなく、フイルム時代では、極めて高度な技術で、その技術の一つ一つに、プロがいたという高度なテクニックだったものでも簡単にできる、

そんな環境になると、例えば花など、普通に撮っていたのでは、作品としてなりたたない程、皆の技術があがっているから、多少なりとも腕に自信を持っていた僕などは、困ってしまうのである。
だって、普通に撮っていたのでは、
「それでもプロ」と言われてしまうもの。

そういう環境の中で、
例えば、電子書籍で写真集を作ろうとすると、企画で面白さを狙う。
同じ花でも、独自の世界(表現スタイル)をつくって、それで纏めるという方法しか思いつかなくなってくるのだ。

で、僕が今、はまっているのが、独自の世界を作り出すということ。

 

独自の世界とは一人よがりの自己満足を全面に出すこと

独自の世界とは、いかにして、自分流の見方をして、イメージに合わせてデフォルメしていくということ。


そのためには、カメラのジャンクショップに行って。これはと思うレンズを買ってきて、分解し、それでルーペを作って、クローズアップ(ルーペによって背景のボケ具合が変わってくる。被写体に歪がくるなど。それを楽しむ)したりしているのである。

これもハマると結構楽しい。

 

しかし、独自の世界は、専門家からは、「あり得ない」と言われて、顰蹙を買うことも…

でも、こうして撮った花の写真は、その花をよく知っている人、愛している人、専門家と言われる人たちからは
「なに、あれ」と言われ、顰蹙を買うことになるかもしれないが、それは覚悟しなければならない。が、
反面、こうして集めたコレクションの中から、選りすぐって、それに短い文章をつけて本
(電子書籍。印刷したい場合は、合わせてアルバムもつくる)
をと考えると、撮影が一段と楽しくなってくるのである。
人間、特に僕の場合は、目的がないと動けないので、大それた夢をかたっている方が日常が楽しいのだ。

-コラム, フォトエッセイ, 写真エッセイ, 思いつき, 撮影テクニック, 雑記

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

電車の写真、鉄道の写真、テツではないのに、気が付くと撮っている

目次電車の写真か、いったい何を書けばいいのだ(笑い)汽車通(汽車通学)懐かしいねぇ 7分30秒のデートもしかしたら、そんな記憶が、心の隅にあって、それでシャッターを切るのかも知れないね…今回の写真の線 …

白いハイビスカス、沖縄返還前の与論島で見たのが初めてだった

目次白いハイビスカスの思い出沖縄返還を目前にして、一番乗りを目指すヒッピーが大勢いた。 まるでお餅を置いたような、小さな島与論島ヒッピーとは、多分、この年代のコマーシャルだったと思うが、今も記憶に今も …

オオムラサキ、日本の国蝶、理由は発見したのが、日本が最初だったから

目次発見されたのが日本だったということで、日本の国蝶に。発表する場があるということは、それだけで楽しいことなんだよね働きながら、自由を愉しむ環境に居られることの幸せ 夏の一時期しか見られない蝶々なのだ …

パンタナール 世界遺産に登録されている世界最大級の湿原 どこにあるの

パンタナールには雨期と乾期がある。雨期は水が豊富で美しいが、動物は見えない。動物が目的ならば乾期だが、一面茶色で美しさはない。なんせ、雨期と乾期では、水位が6メートルも変わるのだから。
僕が行ったのは、三月で雨期だった。
それでもやっぱり、大自然、ワニなど、結構いたよ。

ザ・ミュージカル そんな感じ

目次歌って踊って楽しそう小林由美子さんという人リズムは見る人の心を惹きつけるのである 歌って踊って楽しそう ハハ、なんとも楽しそうだね、歌って踊って… 「スティノグロティス・ロンギフォリオ」という名の …

広告


 

名前:クボッチ

写真好き トレンドを中心に書いていきます