コラム フォトエッセイ 写真エッセイ 雑記

なんとなく日劇でミュージックショーを見ている感じ

投稿日:2020年9月7日 更新日:

かつて、東京、有楽町に「日劇」という名で親しまれた大きな劇場があった。

夕方、ショーが終る頃の時間になると、若い女性がウワーと集まってきていた。
田舎から出てきて、そういうことを知らなかった頃、その光景に出会って、
「これ、何」と聞いたことがある。
すると、
「○○さんが、出てくるのを待っているんです」と、
でも、仮に出てきたとしても、とても見える状況ではなかったと思うんだけどね…

日劇は、収容人員は4000人、大きな劇場だった。

カメラマンになって、何度か、取材で入っているが、その催しは、なんだったか、覚えていない。が、歌いながら踊る、ミュージックフェアーだったと思う。
この花(蘭)を見ていると、つい、そんなことを思いだしたのだった。

日劇の、当時のそういう写真(多くの女性が集まっている写真)も、探せばあると思うんだけど、白黒のネガから探すのは、大変なので、
「やらなければ」ということだけ、インプットして、今回はやめた。

でも、この写真見ていると、SKD、宝塚、そんなところで観たいろんなショーの断片が脳裏に浮かんできて、カメラマンの特権だったと、つい思ってしまうのである。

友達とランチしながら、思い出を楽しむ

昨日も、20歳代からずっと付き合っている友人(私が世話になっているのだけれど)ランチを共にして、
「あの頃の仕事、なんか、毎日遊んでいるようだったよね」と
「そうそう、今日は、大久保ホールで映画の試写会とかいってね、おかげで、ただで、随分映画見させてもらったよ」
「そうだよね、あの頃は時間もゆっくり流れていたし、チョッとそこまで来たので、そう言って、ノンアポで尋ねていっても、通用したものね」と、昔話に花を咲かせた。

 

最後のオリエント急行、それが僕の初めての外国だった

彼は、映画のプロデユーサーでもあったので、そのおかげで、僕も映画づくりに参加して、最後のオリエント急行に乗って、ヨーロッパを旅することができたのである。
そう、その頃は、外国に行くのはまだ珍しい時代で、
「これが永遠の別れになるかも知れない」という意味での、餞別くれたりする時代だった。

ああ、今日もまた、古き良き時代の思い出に浸ることになってしまった。

 

-コラム, フォトエッセイ, 写真エッセイ, 雑記

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

八重咲ピカケ

目次綺麗な花だねえ、まさに美形。神秘的で美しい白いこの花、八重咲ピカケというのだそう。しかし植物って、本当に不思議だよね、四季折々、時期がくれば、キッチリと花を咲かせてくる。嬉しい時、悲しい時、おめで …

久々に電脳文書体ではない、本気の記事を書くことになりそうで、ちょっと緊張している

目次降ってわいた執筆依頼喜び 不安 ゆれ動く気持ちの不思議な感覚気力、体力を整えて、全ての気持ちをそこに集中させなければなるから大変だ。このことを友達に話したらやるとなると、人の助けも必用なので、大変 …

ネェーネェー チューしよう エーこんなところで、恥ずかしいよ

目次そんな誘われ方してみたいねハハハ昨日、何十年かぶりかに、野川を歩いた。水のある風景、いいよねぇ そんな誘われ方してみたいねハハハ 「ネェーチュウーしようよ」 どっちが男でどっちが女か分からないけど …

OHきまってるねぇ 

目次オンシジューム君との会話働くって、何人間の世界って、難しいんだ働くって楽しいのオンシジューム君と、長々と立ち話をしてしまった オンシジューム君との会話 「OHサングラス 似合ってるぜ」 「ウン こ …

爪に縦線のデコボコが?70才の私でもルシネイルで爪ピカピカになった

目次男 70歳 爪きれいにしたいんだけどなんて相談どこにするのガタガタの爪がツルツルになって、ピカピカに‥その場でキレイを体験 体感‥ 高いと思ってもやっぱり買うよね爪がキレイになると、気分も爽やかに …

広告


 

名前:クボッチ

写真好き トレンドを中心に書いていきます