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包装のポリ袋をとって、袋を広げてチーンするだけで、美味しいポップコーンが
随分久しぶりだな、ポップコーン食べたの。
うん、いつもの安売りに出ていて
「これ超美味しいよ」
そう言われて買ってみたのだが、本当、とっても美味しかった。
それにしても懐かしいねぇ、ポップコーン
昭和30年から40年頃、つまり、団塊世代の青春時代のトレンドは、ジーンズの後ろポケットに平凡パンチを入れ、ポップコーンとコーラ(瓶、フォルムが女性の体を連想させた)を持って、歩きながら食べることだった。
アメリカンスタイル、
なんか、とても恰好よく見えたんだよね。
そう言えば、アイビールックというのが流行したのもこの頃で、背中に大きく「VAN」と書かれたパーカーを着て、ビートルズとか、ジャズのレコードジャケットをむき出しで、小脇にかかえたりしてね。
こういうスタイルを流行させたのは、ファッションデザイナーの石津謙介氏だった。
僕が師事した石津良介先生の弟、なつかしいねぇ。
岡山出身の人で、僕が「沙漠の木」という写真詩集(詩 高橋順子 愛育社)を出して、青山の草月会館で出版記念パーティーをした時には石津良介先生はもう亡くなっていた。が、石津謙介氏に手紙を書いたところ
「兄が面倒見た人なら行かないわけにはいかない」
そう言って、電話をくれ、会場に来てくれ、挨拶をしてくれたのを思い出した。
とてもオーラのある人で、石津さんが姿を現すと、会場の空気が一瞬にしてピーンと張りつめたのを今も鮮明に覚えている。
ポップコーン 青春時代の思い出とともに、忘れられない食べ物なのである
しかし、さすがにコーラは、血糖値の上がってしまった体では飲むことができないから、ストレートのアイスコーヒをポップコーンを食べながらいただいたのだが、ちょっと塩味の効いた味の中に、青春時代のいろんなシーンを思いだせてくれて、楽しかった。
ちなみにこの十勝ポップコーン 黄金のとうもろこし畑からは、北海度知事賞を受賞している勝れもので、ネットでの口コミの評判もすこぶるいい。お勧めの商品である、
カルディーなどで売っているらしい。