flower

お米の花、ご存知ですか? これ、お米が命を繋ぐその瞬間の写真です

投稿日:

目次

お米の花、お米が命をつなぐ瞬間

たぶん、今のところ、その瞬間を撮っているのは僕だけだと思います。
だって、SNSにも出てこないもの。
たまたま僕は人に頼まれて撮ったのだけど、お米の花について何にも知らなかったから、どうやっても雌シベが見つからなくて、物にするのに3シーズンも費やしてしまったの(笑い)

お米の花、雌しべはその時しか姿を現さないの

お盆の丁度今頃、青々とした田んぼに、小さな白い花が見えると思うんだけど、お米をつくる田んぼそのものがなかなか見られないから難しかもね。
ちょっと郊外にいくと、もしかしたら見られるかもね。
でも、「お米に花が咲くの」と思っている人、とっても多いんだよ。

今、田んぼに行って見えるお米の花、それは雄シベで、雌シベはもう見られないの。

雌シベが見られるのは、今のこの時期の晴れた日の午前9時頃から11時頃の2時間だけで、それが過ぎると儀式が終って、雌シベは籾の中に隠れてしまうの。
これが分からないと、その瞬間の写真は撮れないから、とても貴重な写真なの。

お米の花について詳しく説明すると、

お米の花の雄シベと雌シベは一つの籾の中に同居していて、時期が来ると、その籾がバーと開いて、雄シベが放出した花粉が風によって雌シベにくっつく(風媒花)と文献にはかかれているのだけれど、僕が見たそのシーンは、風という偶然に頼ったものではなく、明らかに意識をもっておこなわれていたのである。

 

その瞬間を捉えたのがこの写真。だからこの写真は貴重と思っているのである。

お米の花の、その神秘の営みを知ると、お米がなぜ人間の主食であり、その豊作を願って、いろんな神事、祭りごとが行われているのかというのが分るような気がする。
人気のスポーツ相撲も、そもそもは、祭りごとの一環で行われた神事だったのである。
たまたま人に頼まれたから、僕もこういう写真撮ったけれど、普通じゃぁ撮らないよね(笑い)
「お米の花の神秘」(まめしば書房)、kindleで電子書籍にしてAmazonで発売されているので、もしよかったら見てください。
お米の花、その存在を知ると、普段食べているお米が、より崇高なものになってくるかも知れなません、是非ぜひ見てください

-flower

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

マンツーマンで写真の指導、ダリア「プリンセス・ダイアナ」美しいねぇ…

「これ撮りたいと思ったのはなぜ」
「キレいだから」
「どこが…」
「ここ、この光線が」
「だったら、それ、いかにしたら、それが強調できるか、その場所を見つけるの。だから、コレという撮りたいものがあったら、どこから撮るかを考え、身体をそこに持っていくの、これをカメラポジションというんだけれどね、この見極めが命なの…」

菊の花言葉、調べてみると面白い意味、由来

菊の花、花の色によって違う花言葉
赤色の菊の花は「愛情」
白い菊は「真実」
黄色い菊は「破れた恋」
(これは強烈)
紫色の菊の花は「私を信じて」「恋の勝利」
(ライバルむき出し)
ピンクの菊は「甘い夢」
では、赤に白が混ざったのは、…なんて、つい意地悪なことを考えてしまうのはよくないねハハハ。

スマホカメラを愉しむ 可愛いね 蘭なんだけど隠れ花

昔スッタフの女性に
「コピーとって」と言われてモタモタしていたら
「エー コピーも まともの出来ないの 社長でなかったらクビですよ」って
そんなことがフッ思い出された
あの頃は良かったね、
遊んでりゃ良かったのだから…(笑い)
あんな時代はもうないね…
だから今日は東京美術館に
「クリムト・エゴンシーレ展」を見に行こうと、
今は思ってるんだけどね…
「今は…」
あっ それでまた思い出した
「その時々の真実…」
これも随分と …
今だに会うと言われる…(笑い)
今日も愉し 明日も愉しハハハ…

写真を愉しむ アジサイ合唱チームの発表会 キレイなそして美しい爽やかな歌声が耳に心に心地いい

雨に唄えば心も晴れる …
いいねぇ…
時々お日様も顔出してニッコリ微笑む
雨のち晴れ …
空気もきれい…
いつまで見ていても飽きることがない …

スマホカメラを愉しむ 輝いて生きる命の美しさ 

何だかよ く分からないけど 美しい 輝いて生きる命の美しさ… そんなエネルギーを感じるの… ダリアだと思う 見ているだけで気持ちがいい ヨーシという気持ちが心の底から湧いてくる… 美しく生きる… よし …