コラム フォトエッセイ 機材 雑記

白鷺の舞

投稿日:

目次

よく撮れたよね、偶然だけど…

それにしても、こういう場面に遭遇する、これも才能だよねきっと(笑い)
昨日は時間があったので、どこに行こうかと思案したのだが、やっぱり、慣れたところがいい。
そう思って、野川に。
ちょっと出遅れて、着いたらもう、3時近かったんだけど、
冬の、オレンジ色の光線が却って、雰囲気を盛り上げてくれた。

それにしても、暖かい一日だったね…

カシミヤの薄いセーターの上に、ノースフェース、700オンスのダウンを着てたのだけど、
前を開けて風を入れなければ汗が出てくる、それ程の陽気だった。
機材はニコン300D(相当古い)、
レンズはシグマの100━300ミリf4に×1.4のコンバータ。
そう、撮る(撮れる)のは鳥しかないと思っていたから…

ホー白鷺かぁ

土手から、河原への階段を下りてすぐに目についたのが、白鷺。
オレンジ色の川面と白鷺、いいんだけど、背景が今一なので移動するのを待っていたら、
ヒューと、白鷺が飛んできて2羽になったの。
場所も、いい位置に来た、

よしと気合を入れてカメラを構える

その瞬間だった。
何…
一羽がパッと羽を広げた。
反射的にシャッターを切った。
モニターを見ると、
なんと、こんな絵になっていたのだ。

ラッキーだった

思わず、右手の拳を握りしめて
「ヨッシャー」と。
こんなの、意識しちゃー撮れないもんね…
やっぱり、これもシンクロニシティーなんだろうか…
意味のある、偶然の一致。
出足が遅れて、
「一枚でも2枚でも撮れればいいや」
そう思っていたら、そこに白鷺がいて、こういうことに…
行ってなかったら勿論撮れないし、
カメラを構えたところにこういう場面が来た、その瞬間に…
偶然にしても出来すぎている…

この偶然は、何を意味したのだろうか…

電車の中で、そんなことを考えていたら
ポンポンと肩を叩かれて、ハッとして見ると、
「新宿ですよ」
知らない人が、起こしてくれたのだった。
「ありがとうございます」
お礼を言って、慌てで…
時々あるんだよね、
気が付くと元いた場所だったりすることが…
「FB」のアップも、なかなか骨が折れるよ(笑い)

 

 

-コラム, フォトエッセイ, 機材, 雑記

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

ポピー ヒナゲシ 虞美人草 物語を知ってしまうと、まさにという感じ 

目次 ポピーというと、爽やかに感じるけれど、もの語りを知ると、なる程と、つい思ってしまう。 この花を有名にしたのは夏目漱石。 そう、「虞美人草」という本で。 なんの本で読んだか忘れたが、小説は書き上げ …

名前がいいよね、砂漠のバラ、なんとなく、そうなんとなく魅力的

目次 アデニュームオスベス 砂漠のバラ。   偶然にも、ドンピシャリのタイミングだったと思う 昨日、新宿御苑の温室に行ったら、 ドンピシャリのタイミングだったのかも。 でもこの花、神代植物園 …

まるで挿花

目次 華道、生け花、挿花 どれも、花を生けるということなんだけど、 言葉の持つイメージによって、言っていることは同じでも、それぞれ、違う印象になるから面白いね。 僕のイメージでは、 華道は、なんとなく …

ムクゲパイプという花なんだけどね、どう見てもこれ、スタイル画だよね

目次 これからの季節に、いいよね  色の組み合わせもいいし、涼しそうだし素敵じゃない  スカートはこれサラサかなぁ いいよね、インド更紗 ウン あれ、どこ行く時だったかなぁ マレーシアだったかなぁ、 …

バラ クレオパトラ シーザー シャネルNO5

目次 バラの精油には、人間を元気にする活力がある そうなると、やっぱり、あの女性に登場してもらうしかないね。 誰、決まってるでしょう、 世界3大美人の一人と言われる クレオパトラ7世(プトレマイオス朝 …