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オオムラサキ、日本の国蝶、理由は発見したのが、日本が最初だったから

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夏の一時期しか見られない蝶々なのだそう。
蝶々は普通、花の蜜を吸うが、オオムラサキは、榎の樹液を好むらしい。

発見されたのが日本だったということで、日本の国蝶に。

言われてみれば、藍染めの浴衣を連想させる趣がある。

花には、花として咲く花と木に咲く花がある。
そういう観点で言えば、オオムラサキは木に咲く花。
これは気に入った。
「木に咲く動く花、オオムラサキには浴衣がよく似合う」
なんてのはどう。

時々、多摩動物園の蝶々の館に、写真を撮りに行く。が、飛んでる蝶々を撮るのは難しくて苦労する。

遠くから見ると、蝶々の飛んでる姿、羽がそんなに動いているように見えないのだが、かなり高速でシャッターをきらないと、動きに負けて、羽が溶けてしまうのである。
それを防ぐためには、シャッタースピードを上げなければならない。
専門用語でいえば増感というのだが、。
高速のシャッター(500分の一秒位は欲しいを使う)ために、ISO(感度)を1600位まで持っていかなければならないのだ。

300ミリの望遠で、画面のいい位置に蝶々をとらえ、なおかつシャッターチャンスえを意識すると、集中力だけが勝負になるので、本当につかれる。
それでも撮るのは、満足できる(自分で)写真が撮りたいから。

 

発表する場があるということは、それだけで楽しいことなんだよね

今はメディアがあるから、そうして撮った写真を発表できるから楽しいが、メデイアのない時代は、極めてマニアックな自己満足の世界だったのである。
電子カメラ、インターネット、タブレット、いいねぇ…
そう、せっかく撮ったんだものね、多くの人に見てもらいたいよね、
フェイスブックやインスタグラムが人気なのは、だからでしょう。
できるだけ多くの人に見てもらって、さらに進めば、アルバムを作る、電子書籍をつくる、さらに言えば、編集者の目にとまって本(版元がつく)というのが理想だが、オンディマンドでも、カラー印刷はお金がかかるので、実際には難しいが、なきにしも非ずである。

そういうのがないと、やっぱり長続きしないよね。
まぁ、僕みたいに、愉しんで撮ったものに、一人でも二人も、いいねと言ってくれる人がいることに幸せを感じて人も中にはいると思うけど…

働きながら、自由を愉しむ環境に居られることの幸せ

週に4日働いて、週に三日、好きなことをして暮らす、そういう環境に居られる僕は、幸せだと、つくづく思う。
だって、欲しいもの、今はもう、何もないんだもの…
そう、蝶々のように、カメラを持って(カメラもコンデジの軽いのがいい)あっちこっちに飛び跳ねて写真を撮って、ブログを書く、これさえできれば━なのだから…
蝶々のことから、また、あらぬ方向に走ってしまった。
ハハハ、それもまた愉しである。
だって、何をかかなければということもないのだから…

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「滝とは、流水が急激に落下する状態、瀑布(ばくふ)ともいう。普通は、高さが5メートル以上で、いつも水が流れているところ」としているらしい。

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写真では、この水の流れ方を、どのように表すかと考えて、シャッタースピードを決める。
たぶん、この写真は30分の1秒位(水の流れ方から判断して高速になればなる程、流れは止まって点になる。
反対に、スローシャッターになればなる程、布のように白くなる。

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