写真エッセイ 撮影テクニック

熱帯の女王 ヘリコニア・ロストラータ 花言葉は「風変りな人」

投稿日:2021年7月8日 更新日:

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シンプルで魅力なんだけど、撮影は難しい

この花、見る度にOHと思うんだけど、大抵、ジャングル見たいな所に咲いているので、背景の処理が難しくて諦めるんだけど、これならなんとかというので、撮ってみた。

やっぱり写真は引き算、無駄なものを極力省くだよね

花がよくても、背景が悪いとネェ、
背景との距離があれば、ボカシでなんとかなるけれど、こちらにとって都合のいいようには、なかなか…だよねぇ(笑い)

エッ 背景をぼかすの。写すものと背景の間に空間(距離がある)があって、カメラから被写体(撮ろうとするもの)の距離(専門用語で引きという)があれんば望遠レンズ(100ミリ前後)があればとても楽。絞り(レンズについている明るさを調整する羽のこと)を開放(一番大きく開ける)にすれば、ブァーとボケるから。
このボケというのは、とても大事で、特に、着物の絵付けをする人にとっては、ボケ具合がとても重要な要素らしく、昔、ボケ具合の調整の仕方(被写界深度、レンズによっても変わる)を、メモを取りながら、聞かれたことがある。

エアブラシとか使えば、楽なんだろうけどね、着物では、難しいのかね…

写真もそうなんだけど、レンズの持つ特性もあるから、一概に法則だけでは語れないものがあって、レンズの数が増えていくんだけどね、なんせガラスの塊だから、齢をとると、そんなには持って歩けないしね(笑い)

部品の寄せ集めのカメラが僕のお気に入りなの

僕が散歩の時に使っているオリンパスのデジカメなんか、基本はオリンパスだけど、レンズの先っちょには、ジャンクショップで買ったヤシカの1,5倍のコンバータや、壊れたレンズから取り出した凸レンズをつけて撮っているの。
余談ながら、(どっちが余談か分からないけれど)
現在確認されている世界で最古のレンズはイラク北部のニムルド遺跡で見つかった紀元前800から900年のもので、水晶製のレンズとかレンズとしてではなく、装飾品として作られたもののようだが、あんなに硬い水晶が、よくも、そんなように加工できたものだと感心させらっる。
だって、道具もないんだよ。一体、どうやって作ったんだろうねぇ、

あれ欲しいな、よし作っちゃえ、この精神だよね

欲しいとなったら、やっぱりやるんだ、人間の知恵って、凄いね…
そう言えば、先日(日曜日)新宿駅西口のイベント広場で、バック市をやっていて、皮の端切れを売っていたので、、クロコダイル(1000円)とトカゲ(500円)を買って、メモ帳の表紙、7インチのタブレットのケース、スマホのケース(トカゲ)をつくったの。
うん、出来具合、うまくいったよ、だって、両面テープで古い物の上に貼るだけだから(笑い)
見た目、数万円、実態は500円、そんなことで喜んでいるのだからいいよね。
でも、カバン屋のおじさん、僕の改良(悪)ヴィトンを見て、
「おお、これはいいと」褒めてくれて、
「これ上げるよ」
そういって、商品の皮の長財布をプレゼントしてくれたの。
スマホケースは、それを土台にして作ったんだけどね。

アーア、いつの間にか、花はどこかに消えてしまった。

まさに、
Where have all the flowers goneだな…(笑い)

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