目次
紅葉、何を狙うかによっても変わってくるけれど、僕が好きなのは、神代植物公園とその周辺、新宿御苑もいいね
漠然としているけれど、
行ってみなければ、実際には分らないけれどね…
僕は、屏風絵、襖絵のような雰囲気、
具体的に言えば、色の溶け合い、重なり、そういう写真が好きなの。
自然の色の重なりを望遠レンズで撮ると、とても美しい
紅葉にいろんな色が重なった、華やかな風景が好きなので、神代植物園とその周辺、そして、新宿御苑の森がイメージとして浮かんでくる…
基本的に僕は、紅葉は(風景写真は)望遠レンズで撮る。
遠近感をなくして、パターン(平面)にして、色彩豊かな絵が好きなので、望遠レンズで撮れる場所を狙っていくのである。
やっぱり光線を意識しなければね
紅葉の場合は、午後3時から日没までの数時間と、逆光で撮ることが多い。
なぜなら、秋、冬の午後の日差しは赤みをおびてくるから、紅葉の色をより強調して鮮やかにしてくれるから…
そして逆光で撮るのも同じで、葉っぱの色を鮮やかにして、いい雰囲気にしてくれるから。
写真をやってる人はおそらく皆そうだと思うけれえど、ベタ光線、順光(カメラの方から写すもの全体に当てた光)では、ほぼ撮らない。
なぜなら、仕上がりが平凡になることを知っているから。
写真はやっぱり癖があった方がいい
やっぱりね、写真は癖があった方が面白し、良く見えるから(笑い)
だから、例えば展覧会(僕は展覧会は好きではないけれど)などに出品する、いわゆる作品づくりをする時のアドバイスとして、
「悪条件で撮る」ことを勧めるのである。
悪条件とは、雨、霧、逆光、夜…普通では避ける条件のこと。
ところが、こういう悪条件を利用すると、見慣れてないだけに新鮮で、なおかつ詩的、神秘的、幻想的、夜などは汚いところは隠してくれるし…
こういう写真(絵作り)ができるから面白いの。
人生も一緒だね(笑い)
ノーマルな人生は無難でいいけれど…
ハチャメチャやってくると、やっぱり普通が良かったかなと思ったりすることもあるけれど(笑い)
アウトサイダーでやりたい放題やってきたからの面白さもあって、後悔はしていない(笑い、この笑いに隠されたものは何か)
だってワンウエイの人生だもの、やりたいことをやりたいようにやって楽しまなければ…ね
最近、高齢者の合唱会(歌声喫茶の家庭版)に入れてもらって、喉を鍛えてるんだけどね、一月には公会堂で、ステージに上がるんだって。
そうしたら昨日、そのリーダーの人に、
「久保さん、俳句をやりませんか」と誘われて、いいですねと。
これで完全にシニアライフデビューだな…
最近、いきつけの「茶とあん」で、知り合いが増えてきて、とても楽しいの…
歌って食べて、冗談言って笑って、文学や音楽や俳句、写真…
本当に楽しい…
そう言えば「宇宙の渚で生きる」(海像社、インタビュー丸山鷹次、写真久保雅督)を読んでくれてる人がいて、
「あれは素晴らしい」と絶賛。
褒められると、本当に嬉しい