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プルメリア

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愛を伝える花プリメリア

プリメリア ハワイでは、満月の夜明けに集めたこの花でレイを作り、
「好きな人に渡すことができれば、夢が叶う」という言い伝えがあるのだそう。
言い換えれば、「思いを伝える花」、「愛を伝える花」「…」
気持ちを伝えるって、勇気がいることなんだ…
そういう感覚、どこか遠くに忘れてきてしまった…(笑い)

それよりも僕にはこの花「ソフトクリーム」に見えてしょうがないんだけど…
甘い物が食べたくなるのも、糖尿病の特徴なのかね…

★    ★    ★

昨日、知り合いから、
「従兄弟の○○さん、どうしてますかね」というメールが、
しかし、最近会ってなかったので、
「何も聞いてないよ」と返信した直後に、僕の兄嫁から電話があって、「エッ」と驚いたのだが、すい臓癌だったらしい。
今年2月、彼の母親(僕の母の妹)が高齢で逝って、その時会ったのが最後だった。

いろんな思いでが一気に蘇ってきた

僕が中学校の頃、一時期、岡山の祖父(母の父)のところで一緒に暮らしていたことがあって、僕のキャッチボールの相手をよくしていた。

確か僕より8歳下で、僕が中学生の頃に幼稚園だったか、
野球部にいた僕の投げる球を必死で取っていた姿が…

社会人になってからは、僕がスイミングマガジン(ベースボールマガジン社)でスイミングスクールを取材していた頃、五香(千葉県)のスイミングクラブに取材に行ったら、彼がいて、そこから交流が始まって、ダイビング、ゴルフなど、仕事としてやるようになった。

いろんな思いでがあるけれど…

忘れられないのが、兵庫県の有馬温泉でのゴルフ
僕が心筋梗塞で入院し、カテーテルの手術を受けて退院するためにタクシーに乗っていたら、
明後日、有馬温泉でゴルフをするから、道具を送っておくようにという指示だった。

翌日温泉に行くと、いきなり、ボーリング大会となり、3ゲームもやり、その後カラオケが始まり、その翌日がゴルフ…
病み上がりで、フーフーしながら必死になってやったのが忘れられない記憶としてある。

頑丈そうに見えたけどねぇ

僕よりもガタイが大きく、少々のことでは壊れないようなイメージだったが、わかんないもんだね命って…
齢に関係なく、ある時、急にさらわれていく人生っていったいなんなんだろうね…
送り出しは家族だけでするということらしいが、そうはいかないと、昨日、電話で奥さんに、その旨、伝えておいた。
秋の冷たい空気が、より心を湿らせて、思い出のいろいろを思い出していたら、やたら涙が流れだした…
しょうがないね…こればかりは…
そう思いながらもやっぱりね…

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瀧と滝の違いとは、瀧の方が古いように感じるが、古いのは滝らしい

国土地理院では

「滝とは、流水が急激に落下する状態、瀑布(ばくふ)ともいう。普通は、高さが5メートル以上で、いつも水が流れているところ」としているらしい。

瀑布とは、水の落下が白い布のように見える様子を表わした言葉。

写真では、この水の流れ方を、どのように表すかと考えて、シャッタースピードを決める。
たぶん、この写真は30分の1秒位(水の流れ方から判断して高速になればなる程、流れは止まって点になる。
反対に、スローシャッターになればなる程、布のように白くなる。

タイトルの「滝」と「瀧」の違いは
ヤフー知恵袋のベストアンサー選ばれた解答によると
「滝」の方が古く「瀧」は後からできた字なのだそう。
タキは「竜、龍」という字に「さんずい」をつけたもの。
「竜」と「龍」「竜」が古く「龍」は後からできた字で意味も読みもまったく一緒。

基本的には「瀧」が基本で「滝」は古字とされているのだそう。
日本語って、本当に難しい。

滝と言えば滝行
昔、なんの雑誌だったか、
「久保さん、身延山に行って、女性が滝行している写真を撮ってきて欲しいんだけど…」
「エーと思った」が言われれば行かないわけにはいかない。
夜中に車を走らせて、その滝のあるところまで行った。冬だった。
待てど、待てど、人はいない。
「こんな寒い時に、瀧に打たれる人なんかいないよなぁ」
しかし、仕事、待って、お願いして撮らさせてもらうしかないのだ。
時計の針はもう、12時を廻っている。
しかし、しかし、しかしなのである。
「ウーン、これはもうダメだな」
そう思った瞬間だった。
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で、事情を説明すると
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