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パンパスグラス、なんとなく、どことなく、秋…そんな感じ
青い空に秋の午後の日差しで、少し赤みがかったパンパスグラスが風にゆれていいる…
冷たい風を頬に感じながら、その様子を見ていると、秋の象徴、秋の印象、そんな感じがして、
「よし、これ」
そう思って撮ったのがこの写真。
大切にしたのは、透明感と空気感…
イメージとしては、風をもう少し強調したかったのだが、そこまでは、スキルがなかったんだね…
でもまぁ、そんな雰囲気、アトモスフィアが伝わればという感じで、今回はアップ。
光りにもうちょっと、メリハリがあったらよかったんだけどねぇ…
後から後からよくが出て来る(笑い)
パンパスグラス、日本名をシロガネヨシ。漢字で、白金葦。
明治時代の初期に庭園・観賞用に栽培目的で輸入されたらしい。
つまり、これは、外国の花なのだが、キラキラと光る白いフンワリとした穂を眺めていると、昔話の「因幡の白兎」というのを思い出してしまった。
調べてみると「いなばのシロウサギ」とは「稲葉の素兎」と書くらしい。
「因幡の白兎」は、日本最古の歴史書「古事記」に書かれている物語り。
場所は、鳥取県の白兎海岸、気多の岬。
ここは車で何度も通ったが、眼下に見下ろす日本海の素晴らしい景色が今も記憶に残っている。
「青い空間、白兎の海の潮騒に 打たれて沈むわが心」(雅督)
因幡の白兎のストーリは、
あっちの島からこっちの島へ渡りたいと考えた一匹の白兎が、鮫をだまし、橋にしてこっち(鳥取)に渡ったのだが、
うまく利用されたと知った鮫が怒って、美しい皮を剥いでしまったという物語り。
言い伝えでは、あっちとは韓国のこと。
皮を剥がれ、塩水につけられた兎の悲痛さは言うに及ばない。
ところがそこに救いの神様が、現れた。
そう大黒様
「大黒様の言う通り、キレイな水で身を洗い、蒲の穂綿に包まれば、兎は元の白兎」という歌になっているお話。
子供の頃、寝しなに何度も読んでもらった絵本。
「騙してはいけない」という教訓なのだが、なぜか、今も記憶に残っているのである…
教育って、やっぱり大事なんだ
僕はどちらかというと、不良で、落ちこぼれで、悪いタイプの少年、青年時代だったと思うけれど、ギリギリの所で、一線を越えられない弱さがあって、それで大きくなれなかったと思うのだけれど、もしかしたら、多少なりとも覚えている、母親の、そうした教育があったかも知れないと、今頃になって感謝しているのである(笑い)
今頃になって感謝してもねぇ(笑い)
僕は母子家庭の子供だから、決して裕福ではなかったと思うけれど、環境的には、とても恵まれていたので、そういうことも影響しているかもと思ったりしているのである、
パンパスグラスから、何かとんでもない話になってしまったけれど、記憶の中にそういうのがあって、それを触発するものに刺激されて、思い出がよみがえってきたんだね(笑い)
まぁ、このブログは、僕の心のビジュアル化だから、よしとしなければ…ね(笑い)