discover essei phone photo

スマホカメラを愉しむ 藤沢駅(神奈川県)で見た懐かしい喫茶店 

投稿日:

目次

懐かしい風景

僕の青春時代の風景…
そう、
重厚な造りで音楽喫茶とか名曲喫茶とか…
新宿にあった王城
西洋のお城みたな造りの喫茶店…
覚えてる

昭和42年

僕が岡山の高校を卒業して東京に来たのが昭和42年
急行「鷲羽」で新大阪に出て、
そこで新幹線に乗り換えて…
その頃は山陽新幹線は出来てなくて…
だから岡山から新大阪まで急行で約2時間、
新大阪 東京が約4時間、
東京、岡山6時間もかかっていたんだ…
今は確か3時間位だと思う…
だから、
東京って、
とんでもなく遠いところだったの

初めての東京、
コーヒー一杯500円は今でも忘れられない出来事だった

東京へは
学校(写真学校)に行くために来たのだが、
初めての東京
何にも分からない。
新幹線が東京について、
やれやれと思って、
コーヒーでも
そう思って
丸の内だったか八重洲だったか、
どっちに出たのか
それさえ忘れたが、
喫茶店と思えるものがあったので、
分けも分からず入って
いくと、
着物を着た綺麗なお姉さんが出迎えてくれ、
カウンターだったが
隣に座って、
ハイといって扇子を広げるの
見ると、
それがメニューで、
なんとなんとなんと…
コーヒー一杯が500円
頼まないわけにはいかないから頼んだよ、
しかし田舎から出てきた少年
お姉さんに話かけられても
答えることすらできない
東京とはエライところだなと思いながら、
逃げるようにして出たのを覚えている…
だってねぇ…
コーヒー一杯60円の時代に500円だものねぇ…
それから学校までなんとか行って
手続きをして
二子玉川の叔父の家に行ったのだが…
「大変なところに来てしまった」というのが、
当時の僕の心境だった(笑い)
今思い出してもゾットする、
そんな状態で始まった東京生活…
よくもまぁ…だよねぇ…

懐かしい風景、それが引き金になって過去の世界に

藤沢駅(神奈川県)の駅の近くで見つけた
レトロな喫茶店の前に
しばらく佇んで、
そんなことを思い出していたら、
なんだか胸がギュッと詰まって、
目から熱いものが…
一体、
どうやって生きてきたのかねぇ…
それさもおぼろだが、
本当に本当に本当に…である。
時にそうして
過去の出来事を思いだすのも悪くはないね…
過ぎてしまえば、
全てが楽しい思い出だから…
今日も愉し
明日も愉し…
そう言えば、
アメ横にも懐かしい喫茶店があったな、
今度行ってみよう

 

-discover, essei, phone, photo

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

Happy New Year 皆さまにとって、良き年になりますように

今日は昼から新年会
元旦は、やっぱり友達が一人では寂しいだろうと気遣ってくれて、一緒に飲もうよと…
嬉しいねぇ、なんのとりえもないどうしようもない僕だけど、思えば本当に多くの人に支えられて生きてきた、そんな気がする…

思えば思うほど有難い…
感謝、感謝、感謝…
年賀状は数年前にやめてしまったけれど、せめてブログくらいは、
「おめでとう」の言葉を添えて、感謝の気持ちをあらわさなければね…
「あけましておめでとうございます。本年もご指導よろしくお願い申し上げます」久保雅督

写真を愉しむ 玉簾というのだそう、清楚という言葉が相応しい そんな気がする

木曜日、
青春18切符で、「入笠山」へ
標高200メートル、八ヶ岳の近くらしい
頑張って行ってみるか…
少し歩いて、トレーニングしておかなければ、
クーラーの中に寝っ転がっているばかりでは、脚、弱っているからね(笑い)

スマホカメラを愉しむ 春の道 初めてなのに懐かしい

スマホカメラ本当に楽しい…
これさえあれば
いつでもどこでも写真撮れるし…ね
そういう意味では
スマホは僕にとって究極の玩具…
これさえあれば、
いつでもどこでも楽しめる…
スマホ
本当に本当に本当に楽しい玩具…(笑い)
すっかりハマったね…(笑い)

スマホカメラを愉しむ ベランダに藤の花 現代版根岸の里のわび住まいなんてね

亀戸天神の藤もいいよね、太鼓橋と浮世絵のアングルで…
今日は休日、行ってみるかな

スマホで撮影 レンズの汚れがつくった幻想的雰囲気

写真に「かくあるべき」という定石(概念)はいらない
写真というと、
なぜか皆
「かくあるべき」という概念のようなものを持っていて、
その概念に近づけて撮る方法をハウツーとして書いているのだけれど
「プロの写真のように」とか「こうすれば…」ということを書いた指導書が多いのだけれど、
表現の世界に、
そんな概念(いい写真という基準)はないと僕は思っているのである。