discover essei phone photo

スマホカメラを愉しむ いちじくを齧りてしのぶ幼き日

投稿日:

目次

いちじくには忘れられない思い出がある

水で洗ってガブリと噛めば、
ジャムのような甘さが口の中に広がって…
実家の門を入った庭の左手に、
大きないちじくの木があってね、
ちょっと弾けた実がいっぱいついてるの
台風の日だった、
7つ年上の兄がその木に登って実をとっていたら枝が折れてドスンと…
爺さん(母の父)はそれで侃々に怒って、
その木を切ってしまったの
なんでわざわざ台風の日に登ったんだろうねぇ…
いちじくを見ると思いだす、その光景、
僕が小学校の低学年の頃の記憶だと思うが、鮮明に覚えているのである。

「いちじくは、庭に植えてはいけない」

大人たちが話す、
そんな会話も記憶のなかにある
「なぜ」という疑問を持っていたが、
漢字「無花果」を見て、
なる程と思ったのだが、そうなのだろうか…
調べてみると、やっぱりそうだった。
「花も実もならない、それでは困る」ということらしい
そんなの信じるのが可笑しいよね…

今頃の季節、
実がパンと弾けて、中に赤い果肉が見えてる風景を見ると、美味しそうでねぇ…

新宿墨乃絵のいちじくパンとってもおいしい

新宿に「墨乃絵」というパン屋があて、
中にトルコ無花果が丸々一つ入った全粒粉のパンを売っているのだけれど、これ美味しくてねぇ…
とても人気なの…
ちょっとした手土産にいいから、よく買うんだけれど、
美味しくて、みんな喜んでくれるの…
でも、いちじくの入ったパンを手土産にするの、よくなかったのかなぁ
そんなことはないよね、
喜んでくれるんならいいんだよね…
でもなんで「無花果」

いちじくなんで無花果

調べてみると、
表から見えないだけで、
実の中に花をつけているらしい…
そうだよねぇ、
そうしないと子供できないものねぇ…
では、僕たちは、
実の中にはる花を食べているわけだ…
でも、
これだと順序が逆だよねぇ…
難しい、
やめとこう
今日も愉し
明日も愉し

サー今日から仕事だ…

木製の大きな本箱、なくなったし、
大きなマッキントッシュ3台もなくなったし、
ソファーとか時計は業者に頼むしかない…
後ひと踏ん張り頑張ろう…

 

-discover, essei, phone, photo

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

スマホカメラを愉しむ アイディアだね 藍染めの反物に花瓶をつけて うまいもんだね なんとなくなんとなく

ビジュアルをメモするのにいいよねぇ…
でもせっかくだから、
どうせ撮るならコレクションになるようにしておかなければね…
本作りの一つの秘訣は写真を大切にすること
本来ならばエッセイというのは本になりづらいの、
だって売れないもの…
でもね、
コンピュータが発達してくれたおかげで、
電子書籍というのが出来るようになって、
しかもペーパーバックだけど
紙の本になって、
Kindleのコード(ISBN)を使えば、
ただで出版できるの
(自分でやればの話だけれど)
僕の場合は 自分ではできないから
「豆しば書房」さんにお願いして編集レイアウト装幀の一色をやってもらってアマゾンで販売しているのだけれど、
結構これが人気になったりしてね、
それが生き甲斐になって、
こうして写真のコレクションをしているのだけれど、
写真さえあれば文章はどうでもなるし、

失敗失敗大失敗、ワイドのレンズをつけたままそのまま撮ってしまった

これは推測だが、作品が飾られた位置関係から考えて、
「入選だけど、これは高い評価を得たな」と、思わないわけにはいかない場所だった。
なのに、写真、失敗して申し訳なくて(トホホ…)

スマホカメラを愉しむ この花 紫式部というのだそう 

いつだったか、姉との話の中で
「私はお父ちゃん早く死んでてよかったと思う」と
「なんで」
そういうと、
「兄ちゃんを見ても あんたを見てもハハハだもの」
そう言って大笑いしてしまった
親父の放蕩ぶり、
叔母さんからも聞かされていたし…
今東光の映画 「悪名」
あの映画を見た時、
そこに親父がなぜか被さってみえたのを今も覚えている…
そう思うと 
姉の思いに異を唱えることはできなかった…(笑い)
でも、人生 楽しい方がいいもんね…(笑い)

スマホカメラで遊ぶ オーお前 俺を食べるのか アッいや ただ見ているだけです

水槽から
なんかとんでもない方向に言ってしまったね
あの頃の事
僕の青春時代…
ちょっとまとめてみたいね…
今日も愉し
明日も愉し
こうしてブログ書いていると
あれもしたい
これもしたい
そんな欲求が次つぎに起こって
でも現実にはなかなかできないから
いつの間か
そんな夢も
忘却の彼方へ行ってしまうんだろうなぁ…
でも、
そういう思いが持てるだけで、
僕は幸せなのである…

スマホカメラを愉しむ 今日はヤマボウシ なんか蝶々みたい 

スマホカメラ?…
そういってバカにしていたのに
最近はすっかりそれにハマちゃって、
人の拘りなんてそんなもの…
やっぱり理屈より実践…
なんでもやってみるもんだね…
やってみると想像を超えるものがそこにあったりしてね…
文明とは凄いものだと感心させられるこの頃である…(笑い)