中学高校時代
実家の門に向かって毎日のように友達と
キャッチボールしてたの
その横には小さな川が流れていて、
時折暴投をして、ボールが川に飛び込むの
そのボールが拾えるのが、流れが淀んだところなのだが、
そこには大きな琵琶の木があって、
今頃の季節
たわわに実った琵琶の実をつけた枝が、川を覆うようにしてなっていたの…
ボールを拾うついでに、その琵琶の実をもぎ取って…
その情景が思いだされるのである。
竹馬の友か…
しばらく会ってないなぁ…
元気なうちに一度会わなければとは思っているのだけれど、
みんないなくなった今は、岡山までは遠くて…
故郷は遠きにありて思うものとなってしまった
琵琶の実が成る今頃の季節になると、
少年の頃のその情景が思いだされるのである
スマホカメラって、本当に愉しい
忘れ得ぬ思いでさえも思いださせてくれるのだから…