目次
あまりにもシンプルであまりにも美しいから、画面にどう収めるのか、処理の仕方に困ってしまった
その姿は沙漠でみた太陽の姿だった
ダリア
まるで砂漠で見た朝日
あまりにもシンプルで美しすぎて
画面のどこに太陽を入れていいのか迷ってしまった…
そんな記憶がよみがえってきた。
ゴッホのひまわりを連想する。
エネルギーが充満してる、そんな感じ。
太陽を望遠鏡で見るとこんな風に見えるらしい。
炎のように見えるのを紅炎
(solar prominence) –
プロミネンスというのだそうだが、
まさに、紅炎、そんな感じ。
生きとし生きるもの、全てのものは、太陽によって照らされ、育まれているのである。
そう、僕の目で見る限り、そんなに大きくもない、 あの赤い丸いもの。
なのだが…
それが、
世界中を照らしているというのが、不思議でならない…
ワッ宝石が浮かんでいる
沙漠の朝陽 まるで宝石
こんな太陽、見たことがなかったので、感動。
自著の沙漠の木
懐かしくてちょっと読んでみた。
あとがきに、をちょっと紹介
「一粒の砂の中に一つの世界を、そして一輪の花の中に天をみる」
何もなかった。起伏に富んだ沙の山があるだけ‥
360度地平線の見える茫々とした空間に足を踏み入れた瞬間、まるで、記憶を喪失してしまったように、頭の中が真っ白くなって、自分を見失ってしまった。
「いったい、俺はここで何をすればいいのだ‥」
北京から深夜特急に載って十数時間の間に膨らませたイメージなど、所詮、幻想にしか過ぎなかったのである。
とにかく、歩こう。歩けば何かが見えてくる‥
「一粒の砂の中に一つの世界を、そして一輪の花の中に天をみる」英国の詩人ウイリアム・ブレイクの詩の一節が脳裏を駆け巡った。
この一節を、何度も何度もつぶやきながら、私は歩き続けた…
そうして、宇宙の呼びかけに素直にしたがって撮ったのが、この写真集なのです…
この写真は、写真集に収録された写真です
これも写真集から。
この時はもう、感動、感激で、何をどう撮っていいのか分らない、露出
(写るための条件に合わせてシャッター速度と絞りを決めること)
も、わからなかったので、気がつくと、フイルム2本も撮っていた。
太陽の写真って、結構、難しいのだ。
葉山の夕陽
朝陽夕陽 サンライズ サンセット…
太陽って本当に凄い…
そう、一気に世界の人を感動させ、感激させるのだから…