エゴン・シーレ、
グタフ・クリムトの影響を受けた世紀末芸術運動、
「アールヌーボー」を代表する画家。
内面に異常な、エロスへの執着を持っていて、サイコパス(精神病質者)と言われているのだが、女性にはもてたらしい。
シーレの作品の特徴は、だからそこに尽きるのだが、それだけではない何かがあって、それが、心に響いてくるのだと思う。
シーレの絵の魅力とは何…
調べていると、「モデルの内面を丸裸にしてしまう絵」というのがあった。
やっぱり、天才なんだね…
葉っぱ、その模様からシーレの絵を連想
この葉っぱを見た時、瞬間的に、印象として残ってんるシーレの絵がそこに浮かんできて撮ったのだが、もしかしたら、そう見えるのは、僕の目だけなのかも知れない。が、それも感性だよね…
だって、物の見え方は、見る人が、心の中で何を思っているかによって変わってくるもの。
絵を見る面白さは、そこにあると僕は思っているのだ。
「そうか、画家の心にはそのように映ったのか…」
それが僕の絵の鑑賞法なのだが、
そうすると、作品を通して、画家の心と会話している、そんな気分になってくるのだ。
だから美術館にいくと疲れる。
疲れるけど、楽しい…
人は人、自分は自分
しかし、それは、自分流の見方だから、批評家や評論家の見方とは、まったく違うものになったりするのだが、
やっぱり、自分の目、心を信じたいよね。
葉っぱのこの写真をじっと見ていると、なんとなく虚ろな目をしたシーレがそこにいるように思えてきたのだ。
シーレは自画像の多い画家としても有名で、
「かなりのナルシスト」という記述があった。
僕も自分、好きだもの
自画像から推測するに、服装には、そうとう気をつかっていた。そのように見受けられる。
葉っぱの模様も、そのように見える(感じる)のである。