コラム フォトエッセイ 雑記

収穫祭

投稿日:2020年10月11日 更新日:

秋はやっぱり「収穫祭」だよね

多分、収穫祭のイメージだと思うんだけど、やっぱり秋はこれだよね。
だって春に種をまいたものが、やっと実って、収穫できるんだもの、そりゃ、嬉しいよね。
すべての苦労を忘れるために、飲んで、食って、騒いで…いいよね。
あっちこっちから、喜びの歌や音楽が聞こえてきそう。

ハロウィーンは今や仮想大会のようになっているが、もともとは、この収穫際から派生したもの。

調べてみると、

ハロウィンは本来、「収穫」に対するお祭りで「収穫祭」だったのです。

起源は、古代ケルト人とか。

秋の収穫を祝い、悪霊を追い出す、
これが本来の目的だったのです。

古代ケルト人は10月31日を、一年の終わりとし、11月1日から新しい年が始まると考えていたらしい

ハロウィンが行われる日(10月31日)は、秋と冬の境目で、ケルト人の概念は、11月1日から、新しい年なのです。
つまり、ハロウィーンは、古い年と新しい年が入れ替わるその境目の日で、お祝いと悪霊を払うという意味で、お祭りをした。どうやらそれがハロウィーンの起源らしい。

仮装は、悪霊を追い払うためのものだった。

それがいつの間にか、「仮装のお祭り」だけが一人歩きで、今では、「収穫祭」ということすら知らないまま、仮装のお祭りを楽しんでいる人も多いようです。

ハロウィーンの日、夜中、電車に乗ると、そのメイクと衣装で電車に乗ってくる若者も多くいて、
「なんだ」とつい思ってしまう。
そりゃ、いろんな理由をつけて楽しむのは、大いに結構なことだけど、やっぱり、その根底にある「収穫に対する感謝」という思いは、知っておいてほしいよね。
野菜とか作物は、自然の中で、人の手を借りて、じっくりと成長してくるもの、そういうことに対する感謝の気持ちは、やっぱり大事だと思う。

昔取材した「遊びの学校」は、「野菜はどこでつくりますか」という問いに「冷蔵庫」と答えたことがきっかけだった

主宰者は
「これではイカン」と思い、そういう塾を作る決心をしたと。
今から何十年か前の話である。
果たして今の子供たちは、どう考えているのだろうか…
花の写真を撮っていて思うことは、
「愛情を注がれた花はやっぱり美しい」である。
人と自然の関わりあい、やっぱりこれが一番…だよね
自然を侮ってはいけない━と思うのである。

 

 

 

 

-コラム, フォトエッセイ, 雑記

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

オンシジューム 蘭なんだけど、この花、いろんな物語を見せてくれるの

目次物語りを見せてくれる花銭湯で楽しむ無重力(空中浮遊)ジェットバス、あれは楽しいね「結って(言って)楽しむ女の髪結い」 物語りを見せてくれる花 オンシジューム、 君を見ていると、いいね、いつも楽しい …

ネット社会は、自分のメディアを気軽に持てるから楽しい。写真や文章、作品を発表していれば、そこから何かが起きてくる

目次実ものを見ると、なぜだか写真を撮りたくなってくる隣の家の庭の片隅にあった。ユスラウメの木随筆、エッセイいいよね。でも単体では売れないから、やっぱり電子書籍だな 実ものを見ると、なぜだか写真を撮りた …

蝶々の写真から、思い出の連想が始まったテレビなど見るより余程楽しい

目次まさに蝶々は、動く花だね…子供の頃の僕のニックネームはチョウチョだった。この写真はフォトアルバム ノスタルジックジャーニーの表紙に使用したもの。よかったら見てください https://wpb.im …

「ドローイングとは何か」展、東京都美術館に展示された北原かずこさんの作品

目次知り合いの画家の作品(鉛筆一本で描いたドローイング)今日、友達の画伯に会うので、タブレットにいれてその画伯にドローイングについて、 知り合いの画家の作品(鉛筆一本で描いたドローイング) 会場で係の …

こういう秋もあるんだ 地味だけど好きだな、こういう雰囲気

目次地味な風景だが、なんとなく心を惹かれる知り合いに誘われて、ムリムリのお付き合い休みだから、タップリ寝ようと思ったんだけど、習慣って… 地味な風景だが、なんとなく心を惹かれる モミジ(紅葉)のような …

広告


 

名前:クボッチ

写真好き トレンドを中心に書いていきます