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なんとも情けない顔、大丈夫?と思わず声をかけてしまった

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なんだよ、その情けない顔…

「飛ぶならサッと行かなきゃ、みんな見てるよ」
「だって、こんな高いところから飛べないよ」
「しかし、なんだよその顔、なんとも情けないねぇ」
「だって、恐いんだものしょうがないじゃん」
「でもまぁ、無理することないよ。ここにいりゃぁ、飯は食わしてもらえるから(笑い)」
「いやな男…」

★    ★   

心と心で、そんな会話をしていたら、耳につけたイヤホンから
「この線路の向こうには何があるの? 雪に迷うトナカイの悲しい瞳」
という、大滝詠一の「さらばシベリア鉄道」の、そんなフレーズが…
カンガルーとトナカイじゃ、ゼンゼン違うけど、「悲しい瞳」というのが一致して、ついシャッターボタンを押してしまった。

ああ、長い休みが終わって、今日から仕事。

もしかしたら、僕の瞳も、こんな感じになっているのかもね。
エッ だって君は、「仕事楽しい」といつも言ってるじゃないと、(心の声)
「うん、行きだせばそうなんだけどね、そりゃ、休みの方がずっといいよ…」
でもね、長いこと休んでると、なんとなく、
「なんにもしないで遊んでばかりいて大丈夫と、つい思ってしまうんだよね。だから複雑なの。
それがまぁ、人の人たるところで、人間の性(持ってうまれた性分)というやつかも知れないね」
「ヘー、考えてもしょうがないことを、ゴチャゴチャ考えるんだ」
「そりゃ、そうだよ、どんな状況であれ、よりよい環境をつくりたいと思うもの」
「まあ、そうやって、考えるのが好きなら、そうやって考えてれば」(もう一人の自分の声)
何がなんやら分からなくなった。また、今度考えよう(笑い)

 

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