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どう、これ… なに、撮れって誘てんの…

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なに、それって、誘ってんの

「サーお撮り」
「随分慣れてるねぇ」
「アッ そうなんだ、モデルなんだ」
「いいよそのポーズ」
「オーそれそれ、もうちょっと横向いて うんいいよ ソレソレ、よっしゃいただき…」
心と心で、そんな会話をしながら撮った写真。

多分、鵜だと思う。井之頭公園には、何匹か住み着いているらしい。

鵜は魚捕りの名人。
しょちゅう、水の中に潜っているから、時折、こうして羽を広げて乾かさなければだめなのだと思う。
そのタイミングで遭遇したんだと思うけど、どう見たって、これ、
「サーお撮り」と、促しているように見えるよねぇ…
曇天だけど、背後が明るくて、シルエットになったのが、かえって面白くしてくれた。そのように思っているのである。

撮影って、本当に楽しいね、いろんな出会い、いろんな発見…

カメラを持って歩いていると、不思議と、疲れを感じないのである。
かつて、赤瀬川原平、藤森照信、南伸坊、林丈二、松田哲夫、杉浦日向子、荒又宏らによって出版された「路上観察学入門」という本(筑摩書房)の記者発表に合わせてつくられた「路上観察学会」(実際には学会的な活動形態をとっていたわけではない)というのがあって、面白いなと思って買ったのだが、そういうことを意識すると、日常が本当に楽しくなってくるのだ。
思うに、FB INNSUTAGURAMUというのは、その延長線上にあるのではないかという気がする。
今はスマホで、いつでもどこでも写真が撮れる、しかもそれぞれが発表媒体を持っている…
「私、こんなものに遭遇しちゃった」
楽しいよね…

撮ったら、だれかに見てもらいたよね…

「ネェネェ、見て見て、私こんなの撮ったの…」
楽しいよね。
こういう文化の中で暮らせる、本当に素晴らしい文化だと思う。
僕の場合は、今までやってきたことが、こういう形で楽しめるという社会ができあがったことに、この上なく喜びを感じているのである。
人生の終盤にきて、こういう遊びができるなんて、思ってもみなかったもの。

 

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クワガタムシやカブトムシはクヌギとコナラから出る樹液が大好物のよう。
便利がいいね、「森の達人」というサイトがあって、知りたい情報が書いてあった。
クヌギとコナラは日当たりのいい場所に生えていて、椎茸のホダギとして使われる木。
理由も書いている。
「どうしてクヌギとコナラの木が好きなのでしょうか」
木は虫にかじられたり、何かがぶつかったりして樹皮に傷がつくと、そこから樹液を出します。樹液は木の種類や時期によっても成分が異なるのですが、クワガタムシやカブトムシはクヌギとコナラから出る樹液が大好物なのです」
(https://www.honda.co.jp/hondawoods/forest/specialist/014/)
なる程。
曲がった木が多い森をみつけたらチャンスらしい。

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