コラム フォトエッセイ 写真エッセイ 雑記

春の印象 張りつめていた空気がほんわか緩んで、ああ いいね

投稿日:

目次

ああ 春だと思わず

五日市の小峰公園、
芹葉黄蓮(セリバオーレン)の自生する公園なのだが、白梅紅梅の混ざりあった里山の風景と、左に見える木の階段に心ひかれて…
シャッターを切りながら、心の中で、
「春だネェー」
なんていいながらハハハ…
もしかしたら、口に出していたかも知れない…
「日本の春」
いいねぇ…

何気ないない日常の中の何気ない非日常、それがいいのだ

風景にしろ、出来事にしろ、現象にしろ、あるいは、人との出会いにしろ、
「いいね」と思えるものに出会えると、本当に嬉しい。
だから、乗り物、好きなのである。
この公園で、小さな花の写真を夢中になって撮り、里山の風景をノンビリ楽しんだ後、金剛の滝というのを見て、五日市駅前からバスに乗って京王八王子駅に出たのだが、
そのバスの中にスマホを忘れてしまったの。

スマホ忘れて、再びの小旅行

で、慌てて西東京バスに電話したのだが、
「このバスが営業所に帰ってくるのが20時30分、その時間では応対できないので翌朝の9時30分以降に電話してくれと」
しょうがない。一晩、待つしかないのだが落ち着かない。
部屋に帰って、タブレットで「端末を探す」というので調べると、確認できたのが、
その位置は、八王子市の横山町の甲州街道の上
時間を見ると16時33分。
バスが京王八王子駅についたのが16時43分だから、バスの中というのは分かったのだが、そこから先は…なのである。

全てを紐でつないでポケットに、ポケットは物を入れるところではないのだ

(Wi-FIに繋がってなければ、位置確認はできないらしい)
そして、昨日9時30分を待って電話して、スマホの特徴など言うと、
「お客様の電話と思われるものが届いています」と。
それは良かったのだが、電話があるのは、武蔵五日市駅前のバスセンター。
料金はJRを利用すると、片道約800円、
暇人だから、時間はあるので、京王線で八王子駅まで行き、そこからバスで行って、同じルートで帰れば、片道534円、バスはシルバーパスだから(笑い)
ということで、再び、小旅行をすることになってしまったのである(笑い)
やっぱり電話、首からぶら下げていなければ駄目だね、
サイフ、パスモ、部屋のカギ、全部に紐をつけて腰に、
その上さらに電話を首に…
お洒落も何もあったもんじゃないね(笑い)
しかし、それしか方法がないので、仕方ないね…こればかりは

-コラム, フォトエッセイ, 写真エッセイ, 雑記

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

珍しいねぇ今時こんな風景…思わず郷愁の世界へと誘いこまれてしまった。

目次 東京で、まさかこんな風景に出会うとは… 一気に、子供の頃の、思い出の世界へと、誘いこまれてしまった。 あるんだね、東京にもこんな風景が、今もなお… そりゃ、東京といったって、電車でちょっと走れば …

絶滅危惧種、エンビセンノウ、いつまでも残したいよね、美しい花

目次 エンビセンノウと言うらしい。 この花を見て線香花火を連想してしまった 線香花火 (ススキにカラ松と言っていた) に似ている。 一旦、この花のようにパッと咲いて、それから少し、チリチリとなって、赤 …

瀧と滝の違いとは、瀧の方が古いように感じるが、古いのは滝らしい

国土地理院では

「滝とは、流水が急激に落下する状態、瀑布(ばくふ)ともいう。普通は、高さが5メートル以上で、いつも水が流れているところ」としているらしい。

瀑布とは、水の落下が白い布のように見える様子を表わした言葉。

写真では、この水の流れ方を、どのように表すかと考えて、シャッタースピードを決める。
たぶん、この写真は30分の1秒位(水の流れ方から判断して高速になればなる程、流れは止まって点になる。
反対に、スローシャッターになればなる程、布のように白くなる。

タイトルの「滝」と「瀧」の違いは
ヤフー知恵袋のベストアンサー選ばれた解答によると
「滝」の方が古く「瀧」は後からできた字なのだそう。
タキは「竜、龍」という字に「さんずい」をつけたもの。
「竜」と「龍」「竜」が古く「龍」は後からできた字で意味も読みもまったく一緒。

基本的には「瀧」が基本で「滝」は古字とされているのだそう。
日本語って、本当に難しい。

滝と言えば滝行
昔、なんの雑誌だったか、
「久保さん、身延山に行って、女性が滝行している写真を撮ってきて欲しいんだけど…」
「エーと思った」が言われれば行かないわけにはいかない。
夜中に車を走らせて、その滝のあるところまで行った。冬だった。
待てど、待てど、人はいない。
「こんな寒い時に、瀧に打たれる人なんかいないよなぁ」
しかし、仕事、待って、お願いして撮らさせてもらうしかないのだ。
時計の針はもう、12時を廻っている。
しかし、しかし、しかしなのである。
「ウーン、これはもうダメだな」
そう思った瞬間だった。
30歳位の女性が現れて
「朝からずっとここに居ますけど、何してるんですか」と声をかけられた。
で、事情を説明すると
「私でよければやりましょうか」と。

紅いのは百日紅、夏の名残の花なんだけど、やっぱり秋だよね

目次 秋の印象 赤と黄色と、更けゆく秋の空気感… 美しさの中に憂い感があって、思わず、 「ああ 秋なんだな」と言ってしまう。 秋と言えばやっぱり、上田敏 上田敏 堀口大学 金子光春 秋の日の ヴィオロ …

蝶々の写真から、思い出の連想が始まったテレビなど見るより余程楽しい

目次 なんとなくファンタスティック 夢の中にいるような、 そんな気分にしてくれる。 まさに蝶々は、動く花だね… オッ このフレーズ気に入った辞書に登録しておかなければ 台湾に行けば、蝶々の写真がいっぱ …