フォトエッセイ 写真でつくる絵本 写真エッセイ

サルの会議に潜入 テーマはコロナ 長い沈黙 出した結論はマンボー

投稿日:

目次

たまには こうして仕事したふりをしなければね

で、本日の会議のテーマは
「もちろん コロナだよ」
「いい結論になったのですか」
「そんなもんあるわけないでしょう」
「じゃぁ どうするの」
「そんなのわからん 専門家に聞いてくれ」
「じゃぁ なんのお話」
「タイトル決めたの」
「タイトル?」
「そう、マンボーというの いいだろう」
「…」
「何それ」
「蔓延防止」
「何するの」
「外出を控え マスクをして 家でじっとしているの」
「エッ たったそれだけ」
「やらないよりはましだろう…」

なんだか知らないけれど、いやな世の中になったねぇ…

「誰のせいでもありゃしないー みんなオイラが悪いのヨー」
昔 そんな歌が流行ったよねぇ、無責任男…

写真はボルネオで撮ったもの
この猿、ロングノーズ(天狗猿)といって、鼻が随分長いの。

で、まさかと思いながら調べてみると
「天狗猿の鼻はなぜ長いか」
を研究している人達がいた。

 

「大きな鼻が男前? なぜテングザルの鼻は長いのか – 京大が解明」

天狗の雄の体重は約20キロ。
雌はその半分くらいの重で、長く大きな鼻をもつのは雄だけの特徴。
(出所:京都大学Webサイト)

天狗猿は、ボルネオ島の沿岸部、川沿いに広がる密林にのみ生息し、絶滅危惧種に指定されている。

研究の着眼点は、
「テングザルがなぜこのような奇妙な形態進化をとげたのかはわかっていなかった」から。

結果
雄の鼻のサイズと体重、睾丸容量に正の相関関係を発見したと。

野生のテングザルはハーレム型の群れ(1頭の雄、複数頭の雌とその子どもたちからなる)で暮らしている。

ハーレム内の雌の数は、大きな鼻を持っている雄ほど多いことも明らかになったと。

動物において、雄の肉体的な強さ(体格の大きさ)は、高い繁殖能力の証で、

雌を魅了するための大きな武器になっていて、雄同士の雌をめぐる無駄な争いを回避していると考えられる━と。

鼻の大きさは、同時にアレを表していて、それが「男らしさ」につながっているのだと
もしもその法則が人間に当てはめられたら、僕なんか
「アッ すみません」
そういって引き下がるしかないね…
尤も、この歳になると…ハハハ

-フォトエッセイ, 写真でつくる絵本, 写真エッセイ

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

ヒヨドリさん、英語ではブルブル 日本ではどこでもいるが、そういうの、珍しいんだってね

目次 書くことがない時の検索頼み ヒヨドリ(英語でブルブル) 君たちのこと、もう何度も書いたので、正直言って書くことがないの(笑い) でもね、写真があって、それをアップするためには何か書かなけれbいけ …

セグロセキレイ 背黒鶺鴒というらしい

目次 調べること、やっぱり大切だね 今の今までハクセキレイと思っていて、さて何を書こうかと思い、遊び半分で調べると、「背黒鶺鴒」 調べてよかった(笑い) それにしてもタブレット便利がいい。 コンピュー …

菊 仮寝の夢 

目次 なんで今頃 菊 そうなんだよね、これには事情があって… イヤ、そんなに大した事情ではないのだけれどね(笑い) 一回撮影に行くと、いろいろ写真撮るから、毎日、一枚づつのアップでは、処理しきれなくて …

紫陽花は梅雨時の花 雨がよく似合う 開花時期は6月から7月

目次 アジサイ、なぜ紫の陽の花  調べてみると、中国語表記を和名に当てた日本独自の当て字とか。 もともと日本には「あづさヰ」(あづさい)という言葉があって、それが変化して「あじさいになった」という説も …

婉容(えんよう) で優雅で清々しい水連の花

目次 この花 どう表現したらいいんだろう 美しい花をみて「美しい」といったのでは面白くないから、何かもっと、感情表現のできる言葉はないのかと、模索するんだけれど、なかなか難しい。 表現って、一体 何な …