春の山菜の象徴 わらび
珍しいね、
こんな大量なの
初めてみた。
子供の頃、
お袋が勤めていた職場(県の研修施設)は
吉備の中山という山の中にあって、
今頃の季節
遊びに行くと、
わらびが沢山とれたの。
わらび採り子供の頃の思い出
わらびは群生しているから
1本見つけると、
その周辺を見渡せばいっぱい採れるの
食べるのは柔らかい緑の茎の部分で、
穂先は摘み取って捨てるの…
灰汁抜きは灰汁でするのだけれど、
今はないから重曹でやる
しかし、しかし、しかし…
今は わらびなかなか手に入らないよね…
写真は荷物が届いたそこにいて撮らさせてもらったの
「茶とあん」(阿佐ヶ谷)のママのお父さんが送ってきたのを
撮らせてもらったの…
丁度
行っているところに荷物が届いたの…
その日は馴染みのお客ばかりだったので、
たちまち話題がそれになってね…
そうしたら
一人の女性の話に俄然興味が…
一人の女性が、
「昔の人は、
背中に駕籠を背負ってね、
その中にわらびなどを入れて歩いたから
胞子(菌)が、
駕籠の網目からこぼれてね、
それで通り道に群生していたのだけれど、
ビニールが発達して、
摘んだわらびをその中に入れるものだから、
胞子が散らばらなくなってしまったの…
まぁ、そればかりではないと思うけれど、
激減した原因のひとつだと思うよ…」
そんな話を聞かせてくれた
すると、
横にいた男性が
「そうだよね、みんな駕籠を背負ってね…
それで駕籠だったのかぁ…」と
果たして。
そういうことを考えた上でのことだったかどうかは分からないけど、
昔の人の生活の知恵
生活の態度
やっぱり凄いと思う…
だって、
自然の摂理に合っているもの…」
なにげない、
こういう話
好きだな
聞いていて楽しいし
勉強になる…
いいねぇ
「…」
ちょっと想像してみた
駕籠を背負ったどうしが、
道端でで会って
「あら…」と言って会話を楽しむ
笑う…
その振動で
わらびの胞子が編み目からこぼれる…
なる程…
そういうことか…
それでもちょっと調べてみよう
「背負い駕籠」検索窓に打ち込むと
山菜や収穫物を入れて歩くのに便利な駕籠
最近はお洒落なグッズとして
またインテリアの道具として人気になっているらしい…
値段は5000円位
赤とか水色の布を組み合わせて織り込んだ肩紐(ヒモ)が可愛い
なる程なる程…
アイテムとしては沢山出てくるが、
女性が話してくれたような
実用(効果)についての記述は見つからないが
女性の言葉
説得力があって
感心させられた
ファッションもいい
インテリアもいい
でもでもでも…
実用面についての記述も欲しいよね…
ああそうか
そうだったのか
なる程…
というのがやっぱり欲しいよね…